休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ノック 終末の訪問者』

終末て、世界の終末のことかいな・・・

その条件満たさんと、世界滅びるねん、言われてもなぁ・・・

20240614(了)

映画『ノック 終末の訪問者』 

  M・ナイト・シャマラン監督/デイヴ・バウティスタルパート・グリント
  2023年製作/100分/米/原題:Knock at the Cabin/DVDレンタル
  原作;ポール・トレンブレイ
  音楽;ヘルディス・ステファンスドッティル
  <★★☆>

シャマラン映画、もう観ないよと決めこんでいたもんですから、随分久々に観
たことになります。いつも通り選択は適当というわけです。原作が(ちゃんと)
あるってのがレジに持って行くことになった理由だったかな。
 
ゲイの夫婦と8歳ぐらいの日本とか中国系の顔立ちの女の子の一家。
休暇かなにかで山奥の立派なコテージにやってきたところ。そこそこ裕福さが
感じられる。
外に出ていた女の子のところにどでかい男が近づいてきて、家に入れてくれと
優しく言う。女の子は彼を入れずに両親に知らせ、3人は入れるのを拒む。こ
の時のドアを叩く音がタイトルやろね。
どでかい男(バウティスタ、強烈な体躯)、普通の大きさの男(グリント、懐かしい)、
女二人の総勢4人が、無理やり入ってくる。抵抗するので夫婦は椅子に縛り
付けられる。わけのわからん、とんでもない要求をするものの、申し訳なさそ
う。武器っぽいものを持つが危害を加えるつもりはないらしい。
 
曰く、我々4人には共通のヴィジョンがあって偶然集まり、アンタら3人家族
のうちの一人が死なないと、人類は全滅するという。なんじゃそれ!一種宗教
的とでもいうべき素っ頓狂なご宣託。しかももう時間がない。でかく出たもん
だ。観るほうだって啞然。
誰が死ぬかこの4人に選択権はない。もちろん3人家族側にこの素っ頓狂なご
宣託を信じられるはずもなく、家族が壊されるのも認めるわけにはいかない、
というか、たとえ世界が滅ぼうと、とりあえず家族3人のことが第一。

なんでこの3人家族が選ばれたのか、訪問者4人も知らない。観ているほうに
とっても疑問の第一。単純な話ではあるものの、ワケワカラン・・・
4人にとってヴィジョンは絶対! 放置するわけにはいかなかった。
3人に納得させるために、4人が採る策は、一人ずつ死んでゆくこと。これに
も、ナンデ?疑問の第二・・・ 

というような(別にわかってくれんでもカマヘンよ、なんやろうけど)ヘンテ

コリンなシチュエーションのお話でした。

 
音楽担当者の名の感じが、今や売れっ子作曲家であろうヒドゥル・グドナドッ
ティルと似ているので、アイスランド出身者かもしれませんね。この音楽は尖
り気味なものながら、特に印象には残りませんでした。

(まるっきり関係ないけど)聞くところによると、アイスランド語ってのは、

全世界でも最も難しい言語だとか。