休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

A JAZZ HOUR WITH THE JAZZ CRUSADERS

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20181202(了)
A JAZZ HOUR WITH THE JAZZ CRUSADERS
                        -TWO ORIGINAL ALBUMS
<1>FREEDOM SOUND
 ①THE GEEK
 ②M.J.S. FUNK
 ③THAT'S IT
 ④FREEDOM SOUND
 ⑤THEME FROM EXODUS
 ⑥COON
   ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・
   サンプル(p)、ロイ・ゲインズ(g)、ジミー・ボンド(b)、スティックス・
   フーパー(ds)
   録音;1961年5月24日、ロスアンジェルス/CA
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<2>LOOKIN’ AHEAD
 ⑦SONG OF INDIA
 ⑧BIG HUNK OF FUNK
 ⑨TONIGHT
 ⑩507 NEYLAND
 ⑪TILL ALL ENDS
 ⑫TORTOISE AND THE HARE
 ⑬IN A DREAM
 ⑭SINNIN'  SAM
 ⑮THE YOUNG RABBITS
   ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・
   サンプル(p)、ジミー・ボンド(b)、スティックス・フーパー(ds)
   録音;1962年1月7&19日、ロスアンジェルス/CA
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 Bonus Track from ‘AT THE LIGHTHOUSE’
 ⑯CONGOLESE SERMON
   ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・
   サンプル(p)、ヴクター・ガスキン(b)、スティックス・フーパー(ds)
   録音;1962年8月5日、ライトハウス、ハーモサ・ビーチ/CA(ライブ)
 
 
 CD/ジャズ/ⓒ 2015 IMC MUSIC/Made In THE EU/輸入
  <★★★☆>
 
 
CD1枚にLPが2枚分。
④FREEDOM SOUNDや⑮THE YOUNG RABBITSは今でも覚えている
曲です。このアルバムじゃなくて、、、汗が飛び散る感じの「Newport」だ
か「Lighthouse」だとかいうジャズフェスティバルでのライヴ録音のLPで
ですが、無茶苦茶なつかしい。
このグループのものは学生時代の始めのころ、よく聴きました。この時代
の記憶とは密接に結びついてますね。
ここじゃあこの2曲など、けっこうスタイリッシュ。ライブとは全然違う。
 
はじめはね、クルセイダーズじゃなく、ちゃんとジャズ・クルセイダーズと言
ていました。
ワタシなどが聴いたのは学生バンドの延長線上といった感じのアルバム
じゃなかったでしたっけ。あまり上手いバンドだとは当時は思えなかった
という記憶ですが、ファンキーで軽みがあり、アンサンブルの音色がとて
も親しみを感じさせるものでした。
適当に安いものを取り寄せて、こうして何十年ぶりかで聴いてみたら、豪
快なトロンボーンのウェイン・ヘンダーソンが確か好きだったのですが、リ
ズムが若干怪しいとはいえ、みなけっこうちゃんと演ってますねえ。
独自とは言えないかもしれないものの、ファンキーさが心地よく、<2>のほ
うが、まあ玉石混交ながら、前へ進んでいる感じかな。
⑯のみ、ボーナストラックでLighthouseでのライブ。
スタンダードというよりは単なる有名曲である⑤や⑨は、なんとなくしょう
がなく加えた感じで、面白くない。グループメンバーのオリジナルのほうが
よほどいい。こんなに上手だったっけ・・・
全体的にはとてもよかったです。
 
もう少したってからフュージョン系に進んで、けっこう売れました。
独立してからのジョー・サンプルだけは何枚か聴いたはずです。
 
ジャズ・クルセイダーズはジャズ喫茶に行き始めたころよく聴いたのです。
学生時代を懐かしむという意味じゃなく、その頃聴いたものや、聴かなかっ
たものをいろいろ聴いてみたくなりました。
ベースのジミー・ボンドって、ニーナ・シモンのファーストアルバム「Little
Girl Blue」のときの・・・ わけありで、この名もとても懐かしい。