休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『僕のワンダフル・ライフ』

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20181112(了)
映画『僕のワンダフル・ライフ(原題: A Dog's Purpose)
  ラッセ・ハルストレム監督//デニス・クェイド/デニス・リプトン/K・J・アパ/
          ブリット・ロバートソン/ジョン・オーティス/ジョッシュ・ギャッド
  音楽:レイチェル・ポートマン
  2017年/米映/98分/DVDレンタル
  <★★★★>

今日本じゃ、‘ニャンダフル・ライフ’ってとこかな。
はじめはゴールデン・レトリバーから、転生を繰り返す犬の、遊ぶこととボス
を喜ばせることにひたすら一途な「犬生」。一般論として、全く正しい!!!
そんなことはわかっています。そのことだけで、猫とはまるっきり違う。
(もっとも、イヌはネコ目に属するんだそうな。ネコ系から枝分かれした。)
原題も邦題もそれぞれいいですね。
いやだいたい想像はついたのですが、泣かないで済むだろうと思って観た
くせに、カミサンともどもしっかり泣かされてしまいました。
犬が状況をおしゃべりする。はじめは喋りすぎだろうと思っていたところ、こ
の喋りなしにはすまなくなっちゃった。常にギャグになっていて笑わせ続け
る。ギャグだけでないのは、泣かされたと書いた通り。
勿論のこと作りすぎながら、計算に基づいていて、犬の一途な愛情を、人
間の抱きがちなイメージ通りにもうまく表現しているので、映画の表現とし
て大成功なんじゃないか・・・
それから、集団の意識の持ち方とか、臨終近い犬の感覚なんかも同様、け
っこう理にかなっていた気がします。決して狭くない。
明日来る犬に、この映画のように思ってもらえたら嬉しいが、そううまくは
いくまいね。色々自信がない。だいたいあんなに遊んでやれそうもないしさ
・・・とまあ、こっちに跳ね返って来てしまいました。でもタイムリー・・・
 (この記述のほとんどは、娘が世話してくれた犬っころが来る前日のメモ
 なのです。今は生活の中身がだいぶん変わりましたかね。犬っころ <彼
 女です>が中心近くにいる。正月に息子たち2家族が来たら、なんだかん
 だと言いおるだろうなぁ・・・、小学生になった孫第一号君がよろこんでく
 れれば、それだけでいいや。)

レイチェル・ポートマンの音楽はのほほんとした上手なもので、適材。もっと
違ったタイプの音楽も付けられる方だと思うんだけど。
そうそう、続編が作られていると書いてあった。デニス・クェイドらも引き続い
て出るようなので、原作はもっと長いものだったのか。いや多分これとは連
作のように続いてはいても、別の作品なんだろうね。
「A Dog’s Journey」。