休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ギンヤンマ、オニヤンマ


7/16(月/祝)
 
お昼過ぎ。
エアコン、我慢しているんですが、暑くてたまりません。
エアコン使わないほうがよほど愚かなんでしょう。
盛夏以外はゴールデンタイムなんですけどね。
さすがにつらそうにしているので、インコのミルキーを少し涼しい居間に移し
ました。正解みたい。

昨日のメモから、暑さへの愚痴を省いて・・・

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

さっき、用事を済ませて、少しだけ散歩。
このところの常として、捕虫網を持たされてとぼとぼついて歩いているオジイ
チャンという風体で。
もちろん孫たちとは何百キロも離れているし、第一彼らは一人を除いてまだ
ゼロ歳・・・。
池に着くまでに、逆光で目の前を通り過ぎたカミキリムシに反応したんだけ
れど、ギリギリのところで逃してしまった。なんだったか気になる。
カミキリムシと言えば、昨夜遅く、鎧戸とガラス戸の間で、ゴマダラカミキリ
よろよろ這い進んでいるのに気がつき、パチリ・・・
この時期にはよくヤモリが来るんだが、今年はまだ見ていない。
イメージ 1
 
 
で、今日、捕虫網のこの夏の目的は早々と達成。

第一目標はギンヤンマ。
2つ並んだ池のあちこちで徘徊中。遠くには交尾中のものも見えた。
少し岸から離れて、こっちを見定めるようにホバリングしてみたり、いかにもト
リッキーな飛行をしたり、とにかく単純な網で捕獲するむずかしさはトンボ中
ピカイチかもしれない。(そうでなければいろいろ方法はあるんだけれど、こ
れ、書き始めると小冊子が書けちゃう。やっぱり子供時代にはぎっしり詰まっ
たものがあるもんです。)
たまには岸のほうに近づくこともある。こういう徘徊はおそらくメスを見つけて
交尾に繋げようというものだろうけどね。他のオスと追いかけっこをしたり、コ
シアキトンボやチョウトンボを蹴散らしたりという行動も挟んで、とにかく一定
には飛ばない。
岸に近づいた時を逃さないように、(この網、目立つよなぁなどと思いつつ)ひ
たすらじっと待つ。

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やりました!捕獲!
腰のブルーが鮮やかーっ!(こいつを胸部と似た色にしてやると、オスどもは
際限なく挑みかかってくる、なんて、、、思い出しますねぇ)
バカチョンで写真とって、リリース。
第2目標はわりとワンパターンで池の端を巡回するオニヤンマ。
池のフェンスが邪魔だけれど、待った甲斐があって回ってきた。
ただし向きは予定とは逆に回ってきてしまった。ヤンマの正面に被せる格好。
トンボの正面から網を振って捕れた場合、トンボの細い首を痛めてしまいが
ちなのは、小学生時代の経験を(えぇ?60年前?!)いまだ覚えていたわけ
で、スゴイじゃないか、小学生に戻っちまったぞ・・・
 
逆回りでやって来たのに気づき、夢中で網を繰り出してしまった。
捕獲!でも同時にヤバッ!
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悪い予想は的中。止めればよかったのかもしれないが、捕りたい気持ちのほ
うが勝っちゃったんだよな。
果たして、オニヤンマの首がぐらぐら。かろうじて胴(胸?)と繋がっている。
ゴメン・・・
やってしもた。
写真は現場でとって、持ち帰った。どうしたもんか。
カミサンに見せる。殺生をなじりおる。(まだ死んでないって・・・やれやれ・・・)
死んでしまうまで(動かなくなるまで)食卓においておくことにした。
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夏の代表的なヤンマ二種(とジジイの雄姿)を、孫に見せてやりたい気はした
ものの、孫たちは夏には来ない。だいたいウチには「お盆」なんてものがない。
何十年かぶりでやってみたら、捕れるとはわかった。ほとんど信じられん。
それはそれでよかったんだけれど、いつまでできるものかしらん。

まだまだ夏は長いのに、目標を達成してしまったんじゃ、150円とはいっても、
網の持ち腐れだ。
‘鈴なりのクマゼミ’なんぞ追いかけたってしょうがないし・・・
散歩時には携帯するつもり。どんな珍しいやつに遭遇するかもわからん。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

朝、食卓の上でオニヤンマは絶命しておりました。
 
外のカチカチの地面はこんなふうに穴ボコだらけ。
皆、クマゼミが出てきた跡。
硬い地面が平気なこの蝉らしい。
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