| (映画.com解説から) イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラ |
| ーを・・・J・A・バヨナ監督が実写映画化。孤独な少年と怪物による魂の駆け引 |
| きを幻想的な映像で描いたダークファンタジー・・・ 裏窓から教会の墓地が見 |
| える家で難病の母と暮らしている少年コナー。ある晩、彼の前に怪物が現われ、 |
| これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語 |
| るよう告げる。しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならな |
| いという。嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。 |
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| カミサンが借りていたのを、仕事から帰って遅い晩飯の最中にかけて観ました。 |
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| 画面は結構暗いところが多かったけれど、‘ダーク’なファンタジーでしょうか。 |
| そうでもないんじゃないでしょうかねぇ。 |
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| 12歳の多感な男の子が、死が間近な母親を前に、精神的に混乱の極みに陥 |
| っている。 |
| そんな状態の中で少年が持った妄想の中に、リアルな怪物が現れる。巨大な |
| 櫟の木の怪物。 |
| それが「お前の物語を話せ!」と迫り、少年の痛いところをいたぶる。 |
| 少年は「まったくもう、これってどういう意味があるんだい・・・」と逃げてばかり。 |
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| ベストセラーになったという原作は知りませんが、大分単純化されたんでしょう |
| ね。少年のうろたえぶりがとてもうまく表現されていて、素敵な映画になってい |
| ると思いました。どこかアメリカ製でない匂いもしたんだけれど、それがどこから |
| 来ているのかはわかりませんでした。 |
| 離婚でもって核家族が壊れてしまうケースはいやになるほどあるが、死病では |
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ねえ、(成長がほぼ約束されているとはいえ)子供の時にこうしてジタバタしな
きゃならないなんて、つらいなぁ。
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