休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『山河ノスタルジア』

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20170408(了)
映画『山河ノスタルジア』 山河故人 Mountains May Depart
  ジャ・ジャンクー監督//チャオ・タオ/チャン・イー/リャン・ジンドン/
                ドン・ズージェン/シルヴィア・チャン
  音楽:半野喜弘
  2015年/中国・日本・フランス映/125分/DVD/レンタル
  <★★>
(映画.com解説から) 1人の女性と彼女に思いを寄せる2人の男の人生を
1999年、2014年、2025年という3つの時代と社会を通して描く人間ドラマ。
99年、山西省・汾陽(フェンヤン)の小学校教師タオは炭鉱で働くリャンと
と恋愛関係にあった。しかし、タオはリャンの友人で実業家のジンシェンか
らプロポーズを受け、ジンシェンと結婚。リャンは故郷の街を離れることとな
る。タオとジンシェンの間には男の子が誕生し、子どもはダラーと名づけら
れた。14年、タオはジンシェンと離婚し、ひとり汾陽で暮らしていた。タオの
父親の葬儀に出席するため、数年ぶりに戻ってきたダラーからジンシェン
とともにオーストラリアに移住することを知らされる。25年、オーストラリア
の地で中国語をほとんど話さない生活を送っていたダラーは、母親と同世
代の中国語教師ミアと出会う。


(ポスターの写真の文言)
過去、現在、そして未来。
ずっとあなたを思いつづける。
急速に発展する中国の片隅で、別れた息子を想い一人故郷に暮らす母。
息子は異国の地で、母の面影を探している。
母と子の強い愛から浮かび上がる、変わりゆくこの世界。変わらぬ想い。
なるほど。
1999年、2014年、2025年という長くない3つの時代を、中国発で描いてい
る。もちろん一人ひとりにとっては十分に長い。
中国にだってそれなりに長く、そして中国も変わった。
(じゃない、2025年にはもっと立派になっているみたい・・・)
中国のお望みのグローバルがどんなもんかは知らないが、一応「国際的
な」存在にもなっている。
でも少なくとも「人」はそうやすやすとは変わらない。
なんていうような・・・とりわけ“血は水よりも濃い”のようなことを言ってい
る?
‘この辺り’になると、ワタシはどういうものかかなり偏狭になってしまうよ
うなところがあって、、、要するに受けませんでしたが、寓意は感じさせら
れました。
Life Goes On.