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| このCDが出た時点で、唯一の全曲盤だったらしい。 |
| チャイコフスキーの影響を受けて作曲したもののよう。 |
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| (あらすじ/Wiki) シヴィリ・デ・ドリス伯爵夫人の姪であり、美女と名高いライモンダ |
| の誕生祝いの席で、婚約者のジャン・ド・ブリエンヌがスカーフを贈る。 ハンガリー |
| 王アンドレ二世とともに十字軍に出征するジャンを見送ったあと、ライモンダが彼 |
| を想いながら部屋でひとりリュートを弾いていると、ドリス邸の危機に現れるという |
| 「白い貴婦人」が現れ、ジャンの幻を見せる。ライモンダがジャンの幻と踊っている |
| と、見知らぬ男が現れライモンダに求愛する。ライモンダが飛び起きると、すべて |
| は夢であった。 |
| パーティの夜、夢に現れた男がライモンダに熱烈に求愛する。 サラセンの王子ア |
| ブデラフマンだった。ライモンダは相手にしないが(ジャンとアブデラフマンとの間 |
| で揺れ動くという解釈をする版もある)、そこへジャンが帰還し、婚約者を賭けてア |
| ブデラフマンと決闘する。 アブデラフマンに勝ったジャンとライモンダは、アンドレ |
| 二世の前で結婚式を挙げる。 |
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| 背景は分からないけれど、まあ特に切実感のないお話。 |
| CDに収まっているだけで140分という長尺なので、チャイコフスキーで昔懲りたよ |
| うに退屈必死と覚悟したら、とんでもない。 |
| 退屈なし。なし、ですよ。140分ですよ。 |
| それに、ふしぎと飽きが来ない! |
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| チャイコフスキーの3大バレエでは、とんでもない名曲もあれば、ドラマティックさも |
| あるものの、ウーン、なんか発想が平凡だなあ、うるさいなあ、なんてところもけっ |
| こうある。(まあ近頃はチャイコフスキーなんて、、、ましてやバレエ音楽なんて聴く |
| ことあらへんけどね。それとも、今聴いたらまたチャウ感覚なんやろか・・・あんまり |
| 聴かんもんやから、単に久しぶりの新鮮さがあるだけやったりして・・・) |
| それに対してこの「ライモンダ」には、凄い名曲というようなメロディはいたって少な |
| い(ないことはない)し、ガーンとくるドラマティックなところもほぼないが、どの曲も |
| 単調に聞こえないように、jいろんなものを取りこみ(いやほんとに色々!!!)工夫に |
| 工夫を重ねて、作られている気がする。 |
| 結論。凡庸が生み出した大傑作なんじゃないか。(語弊あるかも・・・) |
| 勿論、ワタシはクラシックバレエは(ホントは踊り全般なんですが)もともと苦手。男 |
| 性のまたぐらのモッコリなんてのをきまり悪い、不細工、非現実的云々というのはも |
| う卒業したけれどね。だから、バレエとその音楽としてどうなのということになると、 |
| 全く分かりません。 |
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| 民族主義(ペテルブルク楽派)と国際主義(モスクワ楽派)を巧みに融和させた点 |
| において重要であるとか、リムスキー=コルサコフの巧みな管弦楽法や、チャイコ |
| フスキーの抒情性、タネーエフの対位法の手腕などを吸収しわがものとしたとか、 |
| プロコフィエフやショスタコーヴィチ(高弟)のような新進作曲家からは時代遅れだ |
| と見なされたりしていたとか・・・。 |
| 古いかもしれないけれど、ロマンティックで粋な管弦楽法はロマン派最後を飾るに |
| ふさわしい、優れた能力を発揮したいかにもプロらしい作曲家です。 |
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| 職場に来るバレエの先生とたまに雑談することがあって、手に入れたこのCDのこ |
| とを、偉そうに話題して、退屈するかも、なんて言ってしまったけれど、訂正です。 |
| そう、訂正できることが嬉しいなぁ。(言いました!) |
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| このCDの演奏は、他のものと似たり寄ったりで、時にぶっきらぼうだけれど、お国 |
| ものだからなのか、妙に肝心なところはいいようで、時々そうしたぐっとくるニュア |
| ンスに出逢うと、不満も解消されるといった感じ。というか、やっぱりオーケストレー |
| ションと構成が素晴らしいということに尽きるのかなあ。 |
| 録音はいじらず自然ではあるけれど、やはり平凡。 |
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| 久々グラズノフを聴いてみました。(運よく手に入ったものの、このCDは廃盤にな |
| ったみたい。NAXOS社のリストからなくなってしもとった。) |
| このNAXOSの管弦楽のシリーズは20枚近くもあって、まだ半分ぐらい残っている |
し、肝心な 交響曲の有名どころには手を付けていません。まあ、これからもグラズ
ノフ、時々は聴いてみよう。
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