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ジェリー・ゴールドスミス、絶好調時のサントラでしょうか。 |
Original Motion Picture Sound Trackと表示してあるけれど、どうやら再 |
録音したもののよう。テーマ部分①は過去に何度も聴いてます。 |
ゴールドスミス節といっていい音色のベストな開花の一つ。 |
①のメインテーマで聴かれる2つのメロディとつなぎの音楽が、こんなにカッ |
コよくヴァリエーション、オーケストレーションされているのはそうそうない。 |
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映画のほうは多分ロードショーで観たんで、ずいぶん昔のことになりました |
な。もはやごく大雑把な話しか覚えてませんが、この内容とするものは今 |
ですらよく取り上げられる。(書きません) そこそこ面白かったと記憶して |
ます。この音楽の見事さにしては、映画はいたって皮肉な話。つまりフィッ |
トしているかどうかは、ちと問題! |
ワクワクさせる映画音楽。 (ま、こういう風な音楽はもう「古い」のかも) |
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もうすこしファンらしく書くなら、ホルンを強奏する(ずらっといるホルンが立 |
ちあがって吹くイメージ!)とか豪快にオケを鳴らすというのもいいんです |
が、実は緊張感みなぎる“無調”の部分がワタシは最も好きかもしれない |
ですね。じとーっとしたところであろうが、スピードのあるところであろうが。 |
無調っぽい音色は特にいいように思う。ストラヴィンスキやバルトークの影 |
響があるとか書かれた文章も読んだことはあるけれど、よくわからない。 |
似た音は確かに時々ある。 |
傑作「猿の惑星」とか「エイリアン」なんかには無調っぽいところが多く、 |
いやもう楽しげに音を創っていて、大好きな所がやたらにある。まあこれら |
は製作年度が比較的近いこともあるのか、中身の傾向によるのか、似た |
音色もあちこちに聞かれる。アーサー・モートンとかアレキサンダー・カレッ |
ジといった凄腕のオーケストレーターの存在も大きかったとワタシは思い |
ますけどね。(このあたりはモートンの担当だと思う。) |
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傑作サントラ。 |
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<以下は蛇足> |
まあこのCDは例外的に安かったので手に入れましたが、サントラの |
おもに輸入盤は、枚数限定で発売されてそれ以外には出回らないた |
め、買い占めて高く売る輩が多い。あちらの人も日本人にも多いのだろ |
うが、ひどいもんだ。久々に書いてみました。 |
初めは3000~5000円でメーカーから発売されてしばらくたつと、出品者 |
がネットに載せて来る。その値段が、中古なんだから安くなるかというと |
とんでもない、6000~10000円に跳ね上がっている。 |
初めの値段だって高いというのに、もう言語道断。 |
映画音楽だけのことではないようなのは、この頃わかってきましたが、 |
だからといって納得できるもんじゃない。価値が本当にわかる人が聴く |
べきだ。「ホントに聴きたきゃこのぐらいの金は出すだろ?!」 ってんだね。 |
とんでもないこった。 |
“下流老人”(候補?)にそんな余裕はござらん。 |
ゴールドスミスだけとっても、その素晴らしいサントラで、聴いてみたい |
ものがまだまだたくさんあるのですが、もう安く手に入るものは見つか |
らない。名古屋にいる間は、市内の中古屋を巡ることで、そんなに高 |
値がつけられていることなんて気にしていないチェーン店なもんだから、 |
一律の値がつけられていて、そんな中にたまに涎が出るようなのを見 |
つけることがありましてね、だから中古屋めぐり(まわり)は止められな |
かった、なんて・・・ |
つまり、、、このブログのタイトルの所以に近い話なのです。 |
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廉価なのでクラシックでよく聴くNAXOS社のCDは、店頭では1000円前 |
後。ネット中古だと200-300円なんてのが見つかる。ところが、製造中止 |
だとかになると、出品者の値段が3000円とか4000円、5000円になって |
アップされてる。オイオイ! |
邦盤が出回っているうちはまだいいんですけど、そんなのは割合短いあ |
いだでのこと。 |
このショームナイというか迷惑千万な「商魂」! |
こっちは金はないし、、、ぼちぼち、「死ぬまでには聴かせてくれよ!」な |
んて弱気に言い出しかねない年齢になってきたものだから、つい愚痴り |
たくなりました。もちろんそのうち(遠からず)どうでもよくなるわけですが |
・・・ |
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はい、大脱線、でした。 |