| 20240101(了) |
Stephane Grappelli Young Django
| ①DJANGOLOGY 3:24 |
| ②SWEET CHORUS 4:20 |
| ③MINOR SWING 3:27 |
| ④ARE YOU IN THE MOOD? 3:27 |
| ⑤GALLERIE ST.HUBERT 4:08(キャサリン) |
| ⑥TEARS 6:18 |
| ⑦SWING GUITARS 3:49 |
| ⑧ORIENTAL SHUFFLE 3:43 |
| ⑨BLUES FOR DJANGO AND STEPHANE 4:57(コリエル) |
| All titles written by Django Reinhardt and Stephane Grappelli |
| CD/ジャズ/Ⓟ 1979 by MPS Records,W-Germany/中古 |
| <★★★★> |

| 一応グラッペリを立てたアルバム。ヴァイオリン、生ギター2,ベースという、 |
| かなり変則の楽器構成。 |
| 中身は伝説的ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトを立てたもの。 |
| 1979年1月、シュトゥットガルトでの録音当時、グラッペリは71歳ぐらいなん |
| で、まだバリバリ弾けたんだね。 |
| ジャンゴ・ラインハルト 1910-1953 |
| ステファン・グラッペリ 1908-1997 |
| ジャンゴが伝説のギタリストで、このジャケットでも壁にモノクロの写真が貼り |
| 付けてあるけれど、なんとグラッペリのほうが年上だったんだ。ちょっとビック |
| リでした。グラッペリももう今じゃ、伝説のジャズヴァイオリニストってことに |
| きっとなっているんだろうて。 |
| さて、 |
| ジャンゴとグラッペリの曲だと書かれているが、⑤はフィリップ・キャサリン ⑨はラリー・ |
| コリエルの曲だとも書いてあって、ワタシはジャンゴもグラッペリの曲も知らないか |
| ら、実際は⑤と⑨しかわからない。でもまぁ、みんなギタリストの曲であって、 |
| それをヴァイオリンソロを多めにしてやっているという形。 |
| ヴァイオリンがソロを取り、生ギター2本とベースがバックをとるというような |
| ジャズなんて! |
| こんな編成だから、曲としては大半が古いものの、スイング感を大切に、でも音 |
| 色づくり、音楽づくり、としては相当ひねりを加えたような感じだ思います。 |
| 車の中ではいまいちだったんですが、部屋でヘッドホンで聴いたら、なんとも素 |
| 晴らしい。 |
| みんなめちゃめちゃ上手いし、乗りもいい。生ギター2本というのが音色として |
| も出色。こういうのは知りませんでした。 |
| 名前を少しは知っているラリー・コリエルがリーダー格かなと思っていたのです |
| が、特に誰ということもないみたいですね。ひょっとすると、ギターのフィリッ |
| プ・キャサリンのことがやたら書かれているので、彼が実質的なリーダーなのか |
|
もしれません。グラッペリがゲストで・・・ (いやいや、そんなことはないですな。グラッペリ爺さんが、ラインハルトの曲 をヴァイオリン・ソロが採れるようにアレンジし、2本のギターにも相応のソ ロ部分を割り振ったというのが正いでしょう。) |
| 最後の曲ではあまりヴァイオリンが聞こえないなと思ったら、グラッペリがピア |
| ノを弾いていました! |
|
|
| も突っ込んでるんでしょうか、まるでエレキベースみたいに聞こえ、さすがべら |
| ぼうに上手い。 |

| この北欧系らしいベーシストの名は、学生時代のワタシ達にはめずらしいだ |
| けでなく、えらく長いということでも印象に残りました。 |
| ジャズ喫茶店のLPレコードの目録をリニューアルする際、ワタシともう一 |
| 人の友人にその役目が回って来た際にそう思ったもので、二人ともその名を |
| 記憶してしまいましたね。 |
| それにしても、美人のママさんとコンガ奏者でもあるマスターのどちらが、 |
| 我々2人にやらせようと考えたんだろう。 |
| 思うに、彼らのどちらかが、そこに入り浸ってえらそうに喋る哲学科の先輩 |
| が、どうせアイツらは暇だからやらせたらどうですかなどと進言したんじゃ |
| ないかな。ホントに今頃になってなのですが、想像してます。 |
| 当然のこと、我々は夜中のマージャンもセーブして、目録の作り直しにいそ |
| しんだのでした。 |
| あのジャズ喫茶店はまだあるんだろうか。あのノートは残っているだろうか |
| ・・・ 半世紀以上たってしまいました。LPは案外残っているかもしれない |
| ものの、目録はあるわけないわなぁ。 |
|
ジジイになると、時々ふっと懐かしさを覚えることがあるものです。思い出 話でした。 |
| くつろぎ感のあるスイングではなく、けっこう緊張感のあるインタープレイでし |
| たね。4人の名人芸が楽しめる、元気の出る四重奏でした。 |
