休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

METライブビューイング2019-20/歌劇『ヴォツェック』

METライブビューイング2019-20
アルバン・ベルク/歌劇『ヴォツェック

  上演日; 2020年1月11日
  鑑賞  ; 2020年2月29日(なんばパークスシネマ)

 

(ネットあらすじ)19世紀初めのドイツ。貧乏兵士のヴォツェックは、愛
 人のマリーと子供を養うため、医師の人体実験のモルモットになって
 いる。貧乏暮らしに疲れたマリーは、鼓手長の誘いに乗り、ヴォツェ
 ックを裏切る。彼女の浮気に気づいたヴォツェックは、酒場で踊るマ
 リーと鼓手長を目撃し、マリーへの殺意を抱く。鼓手長はマリーをも
 のにしたことを自慢し、ヴォツェックに暴力を振るう。マリーは不倫
 したことを悔やむが、ヴォツェックは彼女を森へ連れ出し・・・。

え? ここで切るこたあないだろ!(映画解説じゃあるまいし・・・?)


ヴォツェックはマリーを刺し殺し、ジタバタ逃れようとするが、凶器を
隠すことのために溺れ死ぬ。助けられる目もあったが放置される。子供
が母親の死を告げられる・・・
新演出によるのでしょうか、ヴォツェックはマリーを刺し殺すには殺す
のですが、その前後のあたりについても、ワタシにはストーリーが全く
違った印象になっちまった。
そういう新演出ということだからしょうがない・・・

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一種のあばら家ふうに見える不思議な建築物が置かれたっきり。
そのあちこちから便利に出たり入ったりすることができる。
その建築物ないし構築物自体やバックに、実に様々な映像が映し出さ
れる。不気味なアニメーションだとか、様々なアブストラクトな絵や
模様がどんどん映され変わって行く。それらが非常に大事なようで、
いろいろに変化していく時間の経過の中で、休憩のない3幕が繋がっ
て行くが、付与されているであろう意味がよくわからない。苦心の舞
台だったのでしょう。新演出・新セットの理由のひとつが経済性にも
あったかもしれない。果たしてどうなんだろう。
この演出、評判はいまいちだったんじゃないか。カーテンコールがや
けに短かった。・・・

 

ヴォツェック役のP・マッテイ、マリー役のヒーヴァーはともに素晴ら
しく、大尉役のテノールも輝いていました。
そして終始何よりすばらしかったのが大編成のオケのサウンド
最後の大爆発なんて、インタヴューでも出ていたが、まるでホールの
天井が落ちんばかり。
子供は「蝶々夫人」のときのように、人形浄瑠璃みたいな動かし方。
その顔が何を象徴しているのか、あまりにもキテレツ・・・意味不明。

 

ところがですね、なんだかかったるかったんですよ。この舞台のせい
だけではない。犬の散歩の時にも若干感じてまして、観始めたらすぐ
強い眠気と闘う羽目になってしまい、いやはや苦行でした。
こういうこともあるんだ。
もっと若いころや中年では往々あったんだけど、ジジイの仲間入りを
してからはストレスが減ったせいか(?)、ほとんどなかった。カミ
サンの風邪が移ったのかも。
必死に観聴きしましたが、集中の質が悪く、とにかく残念・・・
体調万全でないと、こういう極度に暗いネタのものはダメなのかも。
2時間ほどの間、ションベンは大丈夫だったけど。 

やれやれ。


さて、本シーズンはあと一つだけと決めています。たかが映画といっ
ても10作続けてあって、半分だってこんな身には贅沢。
そうそう、歌舞伎がこんなオペラの映画館での上映と同じようなやり
方で映画館上映やっているんだね。予告で見た。知らないんだけれど、
歌舞伎の生の公演もかなり高いのかな。
ワタシなんかにゃあ、こうした映画館上映形式でも結構高いので、も
う少し安くならんもんかとは思います。
それに、ビンボー人の割に欲もあって、他の著名オペラ劇場の出来の
よかった出し物も、映画館でリーズナブルに観られるようになればい
いな。近所のレンタル屋や図書館じゃあ、オペラの在庫が全然ないか
らね、それもあるからそんなこと言ってしまうんだ。
You Tubeという手もあるのかもしれない。だけどある程度観ないと出
来がわからないし、観続けるための環境が良くないし・・・

 

3つ目は7作目の『さまよえるオランダ人』に決めています。
まだ先で5月のゴールデンウィークの後。本番だってせいぜい4月の
初めごろでしょう。今度は眠気と闘うような鑑賞にならないよう、体
調に気を付けましょう。長丁場ですし。

 

天王寺や難波の地下で見る限り、9割以上マスクしてました。
ワタシはしてませんでした。出かける時忘れちまっただけですけどね。

 

・・・ ・・・

以上がメモのまとめ。

なお、その後カミサンを病院に連れて行ったりしています。風邪の症

状はもちろんコロナなんかではないようで、このアップ時には平熱に

戻っていますし、ワタシにも移っていません。

映画『ブラック・クランズマン』

20200221(了)
映画『ブラック・クランズマン』

  スパイク・リー監督//ジョン・デヴィッド・ワシントン/アダム・ドライヴァー/
  ローラ・ハリヤー/トファー・グレイス/ヤスペル・ペーコネン/ライアン・
  エッゴールド
  音楽:テレンス・ブランチャード
  2018年製作/135分/アメリカ/原題:BlacKkKlansman
  <★★★>

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〈映画.com解説から〉  黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラ
ックス・クラン)」潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を
(略)映画化。
1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事とし
て採用されたロン・ストールワース。署内の白人刑事たちから冷遇されな
がらも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー
募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕
ぎ着けてしまう。しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同
僚の白人刑事フリップに協力してもらうことに。電話はロン、対面はフリ
ップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの潜入捜査を進めてい

くが・・・

 

実録(回顧録)とは知らずに観ました。40年前の話ですか。
電話連絡時は、白人の喋り方もできる(って、日本語の場合の方言と標準
語を使い分けるのと、どれくらい違うんやろう、ちょっと知りたいね)担
当の黒人刑事(ワシントン)で、実際に潜入するのは仲間の白人刑事(ド
ライヴァー)という面白いが綱渡りの方法。しかも、この白人刑事は実は
ユダヤ人であって、KKKにとっちゃあ白人じゃないから、バレれば彼も
排斥~排除される。この二つを中心に、深刻極まりない人種問題の事態に、
不謹慎ながら楽しめてしまうサスペンスが生じるのですね。
楽しんでいいんだかどうだかむずかしい、とても微妙な話なんだけれど、
なんとかうまく作りおおせたという感じです。
今は大分違って、こんなひどいことは起きないと思いたいが、2017年
の大規模な衝突事件などが映像で紹介されて終る。

 

人類は何人が何人と交わったってちゃんと子供ができる単一種なのにねぇ。
肌の色だって、何の違いでもないってことが本当のところわかっていない。
そんなバカなことがあろうかと思うんだが、同調圧力をかける側にいると、
その心地よさから、変なことをしていることに気づかない・・・どうやら
そういうことらしい。
そうだとすると、もはや、歴史も伝統や文化も宗教も要らない、ないほう
がマシなんではないかというしかないではないか。
まあそんなことになります。
  ホモサピエンスは、どうやらネアンデルタールとは交雑しているらし
  いと分かったなんていう記事を最近読んだけれど、だからといって文
  意をいじる必要性は感じない(そんな気はない)。

 

職場にね、同僚で清掃が中心の爺さんがいます。もうすぐ定年(80歳)に
なるようで気になっているんですが、ともあれ頭脳は明晰でもの忘れもほ
とんどない、日々のニュースネタにもちゃんと反応するお喋りなかた。彼
が頑として日本には日本人しか要らないという主義なのです。
ワタシはその話になったら、知らんふりして適当に話題を変えるのです。
何度もあったもんだから、こっちも学習して、ね。職場でやる議論じゃな
い。正直内心では途方に暮れるわけです。

脱線しました・・・
とりあえずは、笑いのめすしかない・・・



冬のウスバカゲロウ

夏には今でも見かけるんですが・・・

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2月27日の夜、風呂場のとなりにある洗面所の天井に、ふっと目が行って、

気がついた。すぐにガラケーで撮っておいた。

北杜夫でしたっけ、「薄馬鹿 下郎」って書いていたのは。

ウスバカゲロウ・・・頼りなげで楚々として、いやほんとに綺麗。

頼りなげというより、いかにも弱弱しい。実際に弱いしね。しかも飛ぶの

も相当ヘタクソときている。

でもなあ、2月末だもんなぁ、よく生きてるもんだ。

それに、この数年は少しだけ意識的に歩いてきたし、おととしの年末には

犬がやってきて、ほぼ毎日散歩をしてきた。

なのに、幼生である「アリジゴク」なんてこのあたりじゃ何年も見てない
もん。

でもまあ、きっといてるんやね。

拡大すりゃあ、恐竜以上に怖い感じのあの生き物・・・。

そのギャップ!

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         (件の天井、右のほうに見えてるのがそう)f:id:kikuy1113:20200303010754j:plain

     (幼生が恐ろしい姿というのはままあるけれど、これほど

      までギャップがあるのは、そうはない)

 

村田沙耶香『コンビニ人間』

人は食べたものでできている、という言い草に似ている

20200214(了)
村田沙耶香コンビニ人間

  2016年/文藝春秋/単行本/中古
  <★★★★>

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この女性は、いわば発達障害、あるいは自閉症の一種なんだろうか。
場の空気や人の感情を読んだり、忖度というような反応をするのが非
常に難しいのだから。
他人と違うことを認識するのが遅く、そのこと自体を徐々にだが認識
し始められるようになりつつ成長した。
普通の意味での学力は人並みで大学まで出ているが、なんで長くバイ
トをやっているかちゃんと喋ることができないため、就職は叶わず。
結局そのコンビニに18年(!)だかもい続けることになる。
夜な夜な不安なのだが、
  朝になれば、また私は店員になり、世界の歯車になれる。そのこ
  とだけが、私を正常な人間にしている・・・
食べ物や飲み物はたいていそのコンビニのものなので、自分の身体の
ほとんどが、いわばコンビニでできている。店の備品みたいなもんだ
とも思っている。
だが、なにが普通なのかは正直なところよくわからない。ただそれほ
ど長くいるために、自分の前を通り過ぎて行った店員が何人もおり、
中のまともに思えた人のまねを次々に工夫することで「普通」を演出
し続けている。持ち物、服、表情、喋り方等々。
そういったことがうまくできれば、「上手に『人間』ができている」
と安堵し、生きているという満足感が生まれる・・・

 

彼女はコンビニに入れあげて勤勉なので、店長にとっては得難い存在
であり、本人に言わせれば店の「良い部品」。
まあこういうようなことが、出だしでわかってきます。
店の運営上のいろいろだとか、店とは関係ない人とのコミュニケーシ
ョンだとか、こういう人間だからこそいつか明らかにしなきゃならな
い男女間のことなんかが、その先にあるのでしょう・・・
ときどき、ドキッとする言葉が彼女から発せられるのが、こっちの頭
にこびりつきます・・・
頭の中そのもののような、平易な言葉!

 

読了後、妙に納得してしまいましたね。やっぱり、すぐそこにある世
界の、こんなほとんど強引に彫琢し直した切り出し方!
類似の話を読んだか観たかしたような気はしますが、わかりません。
始めに書いた言葉、発達障害自閉症などが、途中で浮いてしまうよ
うな気がしないでもなかったのですが、読み終わった後は、なくして
しまうこともないと思いなおしました。人類ひとりひとりはだれしも
そういう発育不全を千差万別のレベルで持っているもんでしょうし。
ある種ニュートラルなギアに入ったままの人間といった見方も可能な
のかな。そして、痩せて背が高く、いじけて怠惰な皮肉屋である男の
存在が、狂言回しというか、ポイントというか、利きました。

これだけ有名になってしまった小説なんで、たぶん読むことはないと
思ってましたが、ひょんなことから手に取りました。アップするのは
けっこう恥ずかしい・・・、いくらでも深読みできそうだもの。あと
で、その手を紹介しましょう。でもまあ、ワタシなりに理解できた気
にはなれたし面白かった。これならワタクシメにはエンタテインメン

トです。
芥川賞を獲った一発屋どころでなく、なかなか手練れな書き手のよう。
もういろんな国に翻訳もされて反響を呼んでいる。いわく、世界共通
語のような世界だとか、哲学的命題の提供だとか。さまざまな学問の
研究者すらもおおいに刺激しているよし。映画作家たちをも多分。
映像化は割と容易かもしれないが、受けるものにできるかどうか・・・

 

朝日新聞の2/18のコラムに、
 パブリックエディターから/新聞と読者の間で
 多様性 ゼロから考えた//河野通和
というのがあって、この中で、正月を挟んで「多様性ってなんだ」と
題した6回のシリーズのことを取り上げている。
中で、ワタシも面白くて切り取ってファイリングまでしてしまった二
つ、福岡伸一ブレイディみかこさんの対談と、村田沙耶香さんの寄
稿を、この著者も面白いと思ったらしい。
この小説にも触れたところがあるので、そのあたりを貼り付けて、お
しまいにしたいと思います。
多様性の切り口とは少々異なります。

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(ああ、メンドクサイ!という気分です。それがワタシの年齢だとか、

 疲れ方だとか、関心の持ち方だとかの顕れなのかもしれません)

変質してゆくものなんでしょうか・・・

(こんなただ今現在の話題を取り上げるのは照れ臭いですね)

 

月刊安心新聞+ という神里達博千葉大)先生のコラム。(2/21)
いつも固めの内容なんだが、今日は割と柔らかめ。ご専門は科学史・・・か。
今盛大に拡散し人間の世界を震撼させているウイルス。
これは細胞すら持たないので、いわゆる「生物」の要件を満たしてはいない
んだけれど、‘常に他の「一人前の生き物」にどっぷり頼って’生きる。
こいつは、風邪系のコロナウイルスで、鼻から喉までの粘膜が古くからの住
処。いやそんなことはよろしい・・・
要するに言いたいのは、宿主にダメージを与えすぎるのは、愚かな選択であ
るし、ましてや宿主を死に至らしめるなんて、愚の骨頂。
だから通常は、いっせいに性質を変えて行って(その仕組みが七不思議であ
り、すごいことなんだけれど)、宿主にとって軽い風邪レベル、いわば「優
しい」方向に進化してゆく。そういう性質を獲得してした株のほうが、より
多くの子孫を作り出せるのだから。
宿主のほうだって徐々に免疫を獲得して、一般的な風邪の病原体の一つに
すぎないものにしていくってのが望ましい。
考えるべきは、そういう段階になるまでの間に、このウイルスが宿主(人類)
に及ぼす影響・・・。いや変質してゆかないと大変なんやけれど、、、


著者は弱い人の視点に立って対応セナアカンデ、というように続けている。
ごもっとも。

・・・この辺までが記事の大意だと思う。


これがエボラ出血熱だったら、とは考えちゃう。
エボラの場合もなんとなく消えて行った(≒見えなくなった)ような感じで
終息したみたいに見える。そうじゃないのかもしれないんだけれど、けっし
て抑え込めたという感じじゃなかった(と、ワタシなんぞは感じている)。 
あれも変質していったから、消えたように見えるんじゃないか。


エボラを題材にしたドキュメンタリー小説、あのうんと怖かった『ホットゾ
ーン』を思い出します。

 

で、いつ性質が変わるというの? 
わかるわけがない・・・まだ早すぎるだろうし、それに、宿主がどんどん死

んでいるというわけでもないんだし。

 

さてさて、安倍首相が思い切ってお触れを出しました。
細部は決まってないことが多く、問題は山のようにあるけれど、蔓延を抑え
る手立てとしては確かに一歩進んだとは言えそうです。

 

ある保育園の先生がテレビのニュースで紹介されていました。
ある園児のお母さんが、明日から子供を休ませることにしますと伝えたら、
その先生が

『ありがとうございます』

と言ったんだって。

 

ことほどさように、しわ寄せはどっと押し寄せるんだとわかります。

そうか、オリンピックにはゴルフもあるんだ

オリンピック関連の記事として、鈴木愛さん・・・

ワタシは、人から言われれば多分腹を立てると思うが、自分ではよくわかって
いるつもりです。ゴルフは好きだが、基本がなってなくて、下手。
まだ次の中学校同窓会のスピンオフ・ゴルフコンペには、2か月以上間がある
し、この寒い時期にゴルフのことなんか、思い浮かべたりなんかしないのです
が、たまたまこんな新聞記事が載ったので、ナニナニ・・・と読むことになり
ました。この手は結構珍しい記事じゃないか・・・

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鈴木愛選手。去年の女子プロの賞金女王。もう3度目ぐらい。
去年全英女子で優勝し華々しく名を広めた渋野日向子選手や主戦場を日本
において活躍するかつての世界女王申ジエ選手を抑えてのトップ。
彼女の強みで最も知られているのが、パッティング。
この記事はそれを少し分析している。
そしてワタシが最も苦労するのが、パット。
これは読まずばなるまい。読んでみました。
けっこうびっくりしました。へぇ!インサイドアウト

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        (正面から、パッティングのルーティンとスイング)

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         (上から、前から、それと3強のデータ)

コンペの前に数度練習には行くのですが、パットは考えてみればこの10年以
上、プレイ前に練習グリーンでちょっと打ってみる以外に、練習なんぞやって
いない。「ノー勘」は当たり前なのです。たまにまぐれはあるものの、平均パ
ット数は増えるばかり。ツーパットなら万々歳、スリーパットならまあこんな
もんだろう、ですよ、今や。センスはもともとなく、視力の衰えがそれに輪を

かけたんだな。

でも鈴木選手のスタイルはマネしても無駄。結局は記事にもあるように、プロ
でも注目する練習の虫。
楽しい記事としてのみ、ワタシには有効・・・
でも、なんですよ、短い距離のパットをプロでも外すことがままあって、そん
な時、ヘッドの軌道がインサイドアウトになっているのがわかることがある。
あっ、プッシュアウトだ、なんて思ってたんだが、ありゃあ案外意図的にイン
サイドアウトに打っていたのかもしれないですね。これからはそう思って観る

のもアリかも。

彼女、当然オリンピックを、それもメダルを狙っているようです。若いし。
あまり口の達者な選手じゃない。が、なんだか応援したい気になりました。

 

 ついでに・・・ワタシの女子プロゴルフのアイドルは誰がなんといっても
 不動裕理。でした、というべきかな。
 もう今はプレイをしているかどうか。見かけないようなので残念だけど、
 2000年から6年連続で賞金女王、通算成績でツアー優勝50回!一時だけで
 はなく何年もやたら強くて、憎らしいもんだからアンチもいたんだそうな。
 多分テレビで見始めたのは1999年。美人とはとても言えないお顔で、不愛
 想といってもいいようなところもあったので、スポンサーもほとんどつか
 なかった。はじめはこんなに勝つとは思わなかったから、翌年からの快進
 撃はうれしい驚きでした。ワタシはかわいいと思ったんですけどね。

 鈴木選手の倍ほどの年齢だけど、まだやれるんじゃないだろうか。

・・・になります/町内会役員人事紛糾中

超早起きして、清掃と会合

丁寧になると信じてでもいるんだろう、紹介するようなときなどに
使われる言い方 「・・・になります」。
ものすごく嫌です。
「・・・である」「・・・です」でよいではないか!
だいたい、これ、過去形にできるのか?(理由にならんか・・・)


町内会館の清掃に合わせて、班や町内の役職の決め方を、班とし
て話し合いたいというT班長さんの呼び掛けで会合が持たれた。
今回、当班から町会長を出さねばならないめぐり合わせで、班長
選出の任に当たったが、選ぶことができず、大弱り状態になったの
が理由と思われる。真面目な方。13人ほど集まって、車座に。
ワタシは結局一言もしゃべらず。言いたいことはほかの人がみんな
言ってくださったから、喋っても同じ・・・。
結論は出なかったものの、状況の報告はやるとのこと。
町会長は誰でもできるというものじゃない。ウチは10日ほど前に
繰り返し依頼され、固辞したんでした。
  夫婦そろっていること
 (ともども)退職していること
  年を取り過ぎていないこと(体力?)
  車を持っている(足がある)こと
この辺りが条件なんだって。うーーん、よくはわからぬが、いろ
いろやることがあるということやな。
なるほど、同窓会ゴルフに毎回参加してくださるF先生は住んでお
られる団地で延々会長職を続けさせられているそうで、まさに適任
なんだナ。

そのほかの役職は、たいしたものではないそうな。
町内では、
  副町会長
  会計
  防犯委員長
班内では
  班長
  副班長
  防犯委員
これぐらい。
中では「会計」がちょっと厄介らしい。
(ウチは条件には合わないが、全員合わなければ、一から回りなお
しの公算が大で、ならば・・・、家などなんにもないようなところ
にポツーンと住み始めたウチは町内では古いほうで角っこ。班では
1番。親父が25-6年前に会長をやった・・・嫌―な予感)

 

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  (20200223 ののちゃん