休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』

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20190705(了)
映画『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』 Sergio and Sergei
  エルネスト・ダラナス・セラーノ監督// トマス・カオ/ヘクター・ノア/
          ロン・パールマン/ユリエット・クルス/マリオ・グエッラ
  2017年/米・キューバ・スペイン/93分/DVDレンタル
  <★★★☆>

〈映画.com〉解説から  実在した旧ソビエトの宇宙飛行士で「最後のソビエト
連邦国民」とも言われたセルゲイ・クリカレフをモデルに、冷戦終結に振り回さ
れた2人の男たちを描いた異色コメディ。東西冷戦時代が終焉を迎えようとし
ていた1991年。キューバ在住の大学教授セルジオは、宇宙ステーションに滞
在中のソ連宇宙飛行士セルゲイからの無線を受信。2人は交信を続ける中で、
国境や身分を越えて親友となる。しかし、ソ連の崩壊によってセルゲイは帰還
無期限延長を言い渡されてしまう。セルジオは親友セルゲイを救うため、とんで
もないアイデアを思いつく。・・・
キューバ人監督なんですね、珍しいんでしょ?
最低限のリアリズム、最低限のCG。SFっぽさを求める映画じゃなく、ひょんなこ
とからうまれた友情の話。
リアリズムというなら、キューバハバナの街かな。
解説で十分です。
まあ、書いてないことでは・・・セルジオの無線なかまのアメリカ人(パールマン
で、こんな普通な役は観たことない!)と、ポツンと取り残された共産主義国
ューバの官憲のすっとぼけた男女がドラマやサスペンスや、なかんずく笑いを
担う。ほかには、セルジオの母親と娘、隣の怪しげなおにいさん。母親はオモロ
イ。
スペイン語、ロシア語、英語が入り乱れる。
ロシアは製作には関与なし、か。
いろんなパロディもあったんだろう。『ゼロ・グラビティ』だとかもそうだろうか。ワ
タシがよくわかったのは『2001年;宇宙の旅』で、これは笑いか失笑か・・・やっ
ぱり笑いだよな。
控えめなおふざけであって、あれ以上茶化すわけにはいかなかったのだろうと
感じられますが、それでもなかなかどうして楽しかったです。お勧め・・・