| (映画.com解説から) ロシア宇宙計画の歴史に残るスペースミッションを、国営 |
| 宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。1985年、ロシアの宇宙ス |
| テーション、サリュート7号が突如として制御不能になった。このままでは地球に |
| 落下する恐れがあるため、宇宙飛行士をステーションに送り込んで直接修理す |
| ることが決定。サリュート計画に当初から関わってきた技師ビクトルと退役パイ |
| ロットのウラジミールが担当に選ばれ現地へと向かう。彼らは無事サリュート7 |
| 号に到着するが、ステーション内部は氷漬けになっており、全機能が停止してい |
| た・・・ |
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| とまあ、そっけない解説です。 |
| 米国のお金のかかったものから見ると、アメリカ映画をよく研究はしているもの |
| の、リアルさは乏しいし、ストーリーとしてもいたって素朴だったかもしれません |
| が、でもワタシには‘その頃の技術’の表わし方という意味では、なかなかどう |
| してリアルだし、面白かったですね。 |
| それにSF系とはいえ、なんといっても今から見ればもう33年ほども前の(前の |
| 国の)お話だということ。映画の題材としてうまかったのかもしれない。 |
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| このお話に影を落としている事故(ワタシは記憶にありません)も匂わせて、そ |
| れがためにいったん弾かれてしまった実力のある宇宙飛行士が、再登板する |
| にいたるくだりから始まります。 |
| ソ連軍人や政治局員ふうなエライサンが、いかにもの言葉を連発する。 |
| 実話をもとにしているとか書いてあったはずで、とすれば、ソ連の感じがズバリ |
| 出ているんじゃないかと想像します。 |
| まだまだ冷戦時であったことを思えば当然ソ連が判断しそうな、あるいは言い |
| そうな言葉がどんどん出てくる。まだまだ出足りないし、表現も穏やかに過ぎる |
| ぐらいだという気はしましたけどね。 |
| もっとも、ここまで描いても、さしさわりはなかったんだということにもなるわけで、 |
| つまりロシアは変わったんだよというわけでしょうか。 |
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| 大トラブル発生。古い宇宙船の修理どころか、帰還できるかどうかの問題に変 |
| わる。 |
| おりしも、アメリカのチャレンジャー号が打ち上げられ、(助けに?)来てくれる |
| らしいが、地上ではそれについての侃々諤々が尋常でない。 |
| 「(技術を)見られて(取られて)しまうなんて、とんでもない、、、」というような |
| 言葉やシーンが、何度も出てくる。 |
| もちろん現場はそんなことなど気にしちゃいない、気にしておれるはずもない。 |
| どちらか一人なら帰れないこともないと分かるんだが、乏しい時間をぎりぎりま |
| で二人一緒に帰還する道を探ることにする。 |
| で、ついに帰還のアイデアは枯渇。諦めて最後の語らい・・・。ところがその中 |
| からわずかに望みをつなぐ方法を一つ思いつく・・・ |
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| エンディングのナショナリズムの表現は、古風ではあるものの、愛敬と共にちょ |
| っと奇妙なインパクトもありました。ロシアでは大うけしたんじゃないでしょうか。 |
| 長雨の最中でしたけれど、七夕にはちょうどよござんした。 |