休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

「歌舞伎町・駆け込み寺 をたどって」

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20190206(了)
「歌舞伎町・駆け込み寺 をたどって」
  (1)・眠らない街で「一人を救う」
  (2)・会社と憎悪 もうええわ・・・
  (3)・餃子 「食」べて「交」わる
  (4)・ネット VS. 1万人を見た目
  (5)・資金繰り 自分を守る
  (6)・「サングラスで得度」を生かす
  (7)・「夫の友人」だって用意する
  (8)・表と裏 「救う」と「守る」
  朝日新聞 2018年2月5日~2月15日 


前記『流』となんとなくつながりがある世界のような気がします・・・
日付を見てもらえばわかる通り、ちょうど一年前の連載記事。
この「日本駆け込み寺」を作るまでの凄まじい経緯がド迫力。
全て並べた上の写真ではナンセンス。といって全てはとても無理だから、
(1)だけ大きく貼り付け紹介してみますか。
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玄秀盛さんご自身が、ヤクザや宗教にまで近づいていて、スゴイというか、
恐いというか。
(1956年、韓国・済州島から密入国した父と在日韓国人の母との間に大
西成区で生まれた。5歳まで出生届が出されず・・・)
でも、「死にたい」という言葉を聞かない日はないほとんどないという職場
を切り盛りし、一人一人に向き合うことができる人間は、やっぱり、ほとん
ど恐い。恐くて当たり前の経験を経ていらっしゃる。
公益社団法人「日本駆け込み寺」(よろず無料相談所)、この時点で全国
に7ヵ所。他には
 2002年5月~ NPO法人「新宿救護センター」
 2014年~   一般社団法人「再チャレンジ支援機構」
 2015年~   出所者支援居酒屋「新宿駆け込み餃子」
なんていうのを運営しておられる。
ご自身の本もいくつか出ている(資金のためもあるんやね、きっと)が、こ
の方のドキュメンタリー本が出てまして、ちょっと読んでみたくなりました。
ドスがきいているものの、悩みの深さもまた大変なもので、ワタシのような
ノホホン人間に書ける感想はありません、とにかく強烈でした。
一年後の今はどんな状況なんだろう。