休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

新聞記事から・・・琵琶湖の外来魚激減

気まぐれな反応です。
メンドクサイですから、無理して読んでいただくことはありません。

(11/28の新聞から)
磯田憲一郎さんの文芸時評
隣はさだまさしの「語る」の8回目、なんとなくざっと目を通してしまう。
なにやらスゴイ男だなぁと思えるこの頃。
で、文芸のほう・・・

坂口恭平『建設現場』(みすず書房
こんな書店からの日本の小説も珍しい気がするが、さもありなんの「現代」小説のよう。
ワタシが連想したのは若い時にたくさん読んだカフカについて、ある短編のことをレポ
ートにまとめた時、Y教授のそっけない評、『わかったようなこと書いてるが、あんたねぇ、
プラハに行ってみないとわからんよ!』
これがいまだに生々しく記憶にあるんだけれど、もう一言あったかもしれないと思った。
つまり、『この時代に行ってみないとわからんよ』
そう言われたかどうかは覚えていない。でもまさに、後々、この時代に行ってみなきゃ、
けっこう肝心なところがわからんよということになる小説なんじゃないか。
今読む必要はないかもしれないが・・・時間がたってしまえばもうよくわからないという
ことになるだけなのかもしれない。
ベケットの「モロイ」やLGBTのことや、ヘイトスピーチのことや人工知能のことや・・・
 <ネット紹介> 冒頭の「もう崩壊しそうになっていて、崩壊が進んでいる」という一文
 から読者は たちまち「現場」に放り込まれる。リズミカルな文体に乗って、何時とも
 何処ともつかない無明の場所を「わたし」とともに彷徨うしかない。 記憶は混乱し、
 出口は見つからない。これは小説なのか、それとも記録なのか。
  『独立国家のつくりかた』の異才・マルチアーティストが、夢と現実の交錯する世界
 を まざまざと体感させてくれる118の断章群。プロットを捨てて新次元をひらく書き
 下ろし長編。
そうか、断章群なんだ。なるほど・・・ 読むのはことみたい。

藤田嗣治の絵がこのごろ話題っぽく扱われている。戦時中のヘンテコリンな絵も含
めて。
昔、行ったなぁ。レオナール・フジタ展。図録はまだ残してあるかも。
と・・・、あれっ、カミサン、大阪に出たついでにエッシャー展に行ったよう。ハルカスの
16階でやってたんだって。
あのへんてこりんな、理屈に合わない絵で知られている画家。~1972。ユダヤ系オラ
ンダ人だったか。
安野光雅さんもああいうの描かれてましたね、きっとこの画家の影響を受けたんだ。
フジタ展もハルカスでやるとある。もうすぐだ。タダらしい。ちょっと覗いてみるか。

ムーティ/シカゴ交響楽団が来年2月に来る。最後の巨匠、なんて書いてある。まる
で恐竜みたいな扱いやないか。
大阪での曲目はブラームスの1番と2番。安けりゃ行かなくもないけど、安いわけは
ない。それに名作のなん十回目の聴き直し。それがクラシックだけれど・・・まあ、行
かへんね。
そう言えば、先月マリス・ヤンソンスの代わりにバイエルン放送響をズビン・メータ
来て振ったが、東京では、一曲は「春の祭典」だったらしく、時々覗くブログの主が、
そのハルサイの出来をやけに褒めていたのは意外。
「払い戻ししなくてよかったぁ」 だそうだ。
ウーム(・・・たまにはそういうこともある)

前田憲男さん、83歳で亡くなったとある。
あのピアノは自己流だったんだ。アレンジもそうなんだろうね。

なんと夕刊のトップ・・・
琵琶湖の外来魚が激減している、特にブルーギル大ニュースだ・・・
でも理由がわからない。水草が(特に湖南)が減っている。ブラックバスは餌が減る
ブルーギルをどんどん食べる。ブルーギル水草に逃げ込むが、水草が少ない
と、逃げ込むところがない。だから、そうとう食われちまったんじゃないかというのが
一つ。
しかし、意外にブルーギルの小さい型が多く残っていて大きいものが少ないのは、
ヘンだろう。(確かになぁ)
どこかに固まって隠れて棲息しているのかも、なんてのも考えられなくはない。
とにかく外来魚は、去年の半分、数年前の十分の一ぐらいに減っている。
この外来魚をすでに飯の種にしている人がいる。(いるんやねぇ、そういう人たち、
でも獲れへんからって文句を言える仕事とちゃうな) 
家畜の餌などになる。月に60万円にもなったのに今は10数万。
奇妙な・・・
この漁獲の減少、いったい琵琶湖で何が起こっているのか。
人の目に触れていない、何か恐ろしい外来魚(例えばピラーニャやアリゲーター
ガーみたいなの)が静かに増殖しているとか・・・
ちなみに、もともとバス:ブルーギル≒15:85 ぐらいの数の対比なんだそうな。

今日(12/5)です。
ついでに、生き物系をもう一つ・・・
朝刊だったか、東京の神代公園とかいうところで、なんとなんとアブラゼミが羽化
したんだと!
嘘!!! 
そりゃびっくりです。
勘違いするほど暖かくなっちゃったからにちがいないけどね。
そして明日の東京(だけではないが)は一転、寒い。
多分繁殖の相手はいないし、凍える寒さ。かわいそう。

 
陽だまりのうちの娘っ子です。(11/30)
陽だまりったって、今はまだそんなに寒くないですがね。
この後ろ脚を伸ばした格好が多い。
ネコみたい。
いや実際結構ネコによく似た遊び方をします・・・
今までオス犬しか知らなかったからかな・・・
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