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借りようと思っていたものが、借りられていたので、じゃあちょうどいいとい |
うことで、これ、サントラに書きつけた通り、借りてみた。 |
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(映画.com解説から) 世界的ベストセラーの児童文学「世にも不幸な出 |
来事」シリーズの最初の3作を、「キャスパー」のブラッド・シルバーリング |
監督が映画化。孤児となったボードレール家の3人の子供たち、14歳の |
発明家バイオレット、その弟の読書家クラウス、なににでも噛みつく幼児 |
サニー。3人は知恵と勇気で、彼らの遺産を狙う親戚オラフ伯爵の陰 |
謀に対抗していく。ジム・キャリーが原作の挿し絵そっくりの特殊メイク |
でオラフ伯爵役を怪演。 |
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そうね、知恵と勇気。ここぞというとき、お姉ちゃんは物理の素養を発揮す |
るし、弟は猛烈な読書量で、百科事典的(古いか・・・)に記憶をしていて、 |
間一髪うまい具合に必要なことを思い出して役立てる。 |
幼児サニーは何にでも噛みつく以外に、恐らくものすごく頭がよく、発する |
声にはちゃんと然るべき意味があるようで、画面にはその意味が載るの |
がおかしい。このことが最も笑える。小説でも、まあそんなふうに意味がカ |
ッコつきで書かれていたりするんじゃないのかな。 |
3人の親の代わり~養育者になって大金をせしめようというオラフ伯爵の |
悪意は十分本物なのだが、あたかも3冊分の3つの作られたキャラを見事 |
に演じ分けるほうに主眼があって、それを楽しめばよろしい、というふうに |
見てしまう。 |
初めての子供さんはともかくとして、映画をちょくちょく観る人にとっては、 |
まあ、ジム・キャリーはジム・キャリーなのであってね、中で兄弟が変装を |
すぐに見破るのに、弁護士はオラフの悪事が発覚してからでないと気が |
付かないというのは、‘約束事’として理解はするが、ちょっとつらい。3冊 |
をまとめたからだろうか、大変装が3回繰り返される。あと10冊分あって、 |
繰り返されたら子供(あるいは孫)と一緒でないと観る気にはならんと思う |
が、どうか。 |
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で、音楽。 |
これがねえ、敏感に合わせてあって、おおむね適合しているように感じたも |
のの、でも、どう言えばいいのかわからないけれど、どこか引っかかるよう |
なところが若干。つまり・・・ジム・キャリーと合わないというような。 |
映画に合わせた音楽としてでなくても、楽しめちゃったことになるのではな |
いか!(と、これは理屈になっていない) |