休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

サントラ『シンデレラマン』

イメージ 1
20171024(了)
サントラ『シンデレラマン』 OMPS/Cinderella Man
  ①~㉕
    ②:シム・ミー・シャ・ウィブル/ミフ・モール&モラーズ
    ⑧:ティリーズ・ダウンタウン・ナウ/バド・フリーマン&ウィンディ・シティ・ファイヴ
    ⑫:ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)/ポール・ジアマッティ
    ⑰:ウィーヴ・ガット・トゥ・プット・ザット・サン・バック・イン・ザ・スカイ
                                                    /ロアンズ・ペンシルヴァニアンズ
    ㉕:チア・アップ,スマイル,ナーツ/エディー・カンターwith スピタルニーズミュージック
    作曲・指揮;トーマス・ニューマン
    オーケストレーション;Thomas Pasatieri
  2005年/CD/映画音楽/DECCA/ユニヴァーサル・ミュージック/邦盤
  <★★★△△>
    2005年/米映/
    ロン・ハワード監督//ラッセル・クロウ/レネ・ゼルウィガー/ポール・ジアマッティ 


<帯惹句>
シンデレラマン”と呼ばれた実在のボクサー、ジム・ブラドック。愛する
家族を守るために命をかけて闘った“ひとりの父親”の至高なな生き様
を描いた感動作を彩るのは、『ショーシャンクの空に』『ロード・トゥ・パー
ディション』etc.のトーマス・ニューマン。男の強さと愛の力を繊細なスコ
アで表現しています。
気恥ずかしくなるような惹句。
映画は観ていないのです。トーマス・ニューマンの場合は、音色がおよ
そわかっていて、それでも聴いたことがないものを聴いてみたいという
動機なので、、、映画未見は気にしません。
これは大恐慌時代やね。1929年から何年か。
②⑧⑰㉕はたぶんその頃の音楽で、出演しているジアマッティの歌う
(じゃない、口笛)トラディショナル系の⑫以外は、当時の音源ではない
と思うが、でも古いもので、モノーラル。
上記5つ以外のバンドは、名前の覚えのあるオーケストレーターのもの
で、予想を覆すようなところは全くないけれど、心地よく聴くことが出来ま
した。古い歌もなぜかなんとなく馴染んできました。
ちょっと変わった雰囲気の出る楽器もエスニック風味も少なく、少し激し
い部分以外は、ずっと前に見聞きした『ジョー・ブラックをよろしく』がこん
なのだったかも。もっとタップリ、ゆっくり、だったかなぁ。
バンド㉑㉓のホルンの強奏を含んだ楽曲なんか、なかなか感動的。
㉔のエスニック+カントリー+アイリッシュ という感じもとても利いている。


※11/6(月) <追>
ショーシャンクの空に』をたまたまテレビでやってまして(って、こういう
ことよくある)、後ろ半分か三分の一ほど観ました。トーマス・ニューマン
のためではないんですがね。懐かしかった。
映画のほうはともかくとして、ニューマンのスコアは特に弦が分厚く優し
くて、やっぱりいいですねえ。けっこう山である「魔笛」、じゃない「フィガロ
の結婚」の二重唱については、映画中の囚人たちほど陶然と聞き惚れる
というわけではありませんが、そういうかたもきっと多かったとは思います。
そういえば、同じく監獄の映画である『グリーン・マイル』も担当はニュー
マンでした。この2枚のサントラ、引っ張り出して車に持ち込み、2-3日
鳴らしてみますかねぇ・・・
(監督も同じ、フランク・ダラボン。このところ毎週観ている「THE WALKING
 DEAD」の製作者でもある。)