休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ティト・プエンテ/「ダンス・マニア」

20240115(了)

TITO PUENTE

      /DANCE MANIA

  TITO PUENTE AND HIS ORCHESTRA Volume1

  Recorded in New York City  November and December 1957
  1991/CD/ラテン/BMG Music(LP:Ⓕ&Ⓒ 1958 RCA) 中古
  <★★★★△>

ティト・プエンテとポンチョ・サンチェスのラテンジャズのCDをそれぞれ
1枚づつ、友人に送りました。贈りました、と書けるほどのものじゃない。
なんたって、年末に立派な鰤を贈ってくれたので、それにはとても釣り合
わないから。
(美味かった、夫婦ふたりだけであらかた平らげちゃった)
 
両楽団のラテンジャズと言えるもののうち、そこそこできのいいものです。
まだ四国の彼からはなんの反応もありませんがね。ジャズ好きなんだから
、、、聴いてはくれてるでしょう。
で、かわりに自分用に何か、と、プエンテの古いアルバムを仕入れてみま
した。66-67年前の録音で、ジャズじゃない、あくまでラテン。マンボや
チャチャチャやサルサ。世評の高そうなもの。

一聴、古くさ―!
いいのあげちゃったなぁ、なんてつい思ってしまいました。(スマン、あ
んなデカイ鰤もらっておいて言うこっちゃない)
 
ところがところが、何度か聴いているとね、どんどん楽しくなってきた。
乗りがすばらしい。のみならず、演奏の精度もかなり高い。ステレオ初期
のものながら、リマスターも成功したんだろう、音質も悪くない。

ひとことで言うなら、まさに、タイトルである「DANCE MANIA」

そのもの。

VOLUME1 とあるから、続きの録音もあったんでしょうが、探していた時
は見当たらなかったなぁ。
ジャケット写真が、これはホンマに古めかしい・・・時代を感じさせる。
 
①⑥⑦⑧あたりが聴いたことがある曲で、なおかつできもよかったと思う。
それらは皆、プエンテ自身の曲。同じリズムをリズムセクションだけで、
けっこう長く続けるところが時々あって、元々そうやって聴衆やダンスを
する人々を煽情、鼓舞する方法なんだろうけど、これがなんとも素晴らし
い。酩酊させられますね。ジャズでもままありますが・・・というか、ジ
ャズとは殆ど地続きやったんや、という感覚です。
 
ハイ、もうこれ以上書くことないです。