一昨日の新聞から・・・
◎
今年の始めの「カラヴァッジョ展」のこと、再び。
今年2月に、あべのハルカス美術館で「カラヴァッジョ展」観に行きました。
その際、入場する客一人一人に、係員が、見せることができなくなった肝心
の作品(2枚)について、丁寧に申し訳ない旨の断りを伝えていたんでした。
即思い出しました。十分の二が観られへんのやから、いかにも大きかったわ
けなんやが・・・
こんな風に悔しい思いをされた方がちゃんといたはったんやね。いや、いて
て当たり前やけど、こっちにゃあ見えてなかった。こないな記事ででも読む
ことができるとできないじゃ大違い。
確かにあった胸のつかえが、少しおりた気ぃがしたのでした。
◎
いまどき天声人語じゃ流行りませんけどね。
先日のミネアポリスでの痛ましい事件について、書かれている。
人種差別のことなど、とにかくいろいろ。
決まり文句的な、警句的な、あるいは箴言めいた文言がぞろっと並んでいる。
降り積もった地層 とか ほこりのようなもの とか・・・
その欲張った感じがなぜか面白くて・・・
だからどうなんだと言われても、言えてるという以上の意味などありません。