休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

クリス・ダーシー/『龍のすむ家』

イメージ 1
20180301(了)
クリス・ダーシー/『龍のすむ家』 The Fire Within
  2001年3月/ファンタジー小説/竹書房/単行本/中古
  ⓒ2001 by Chris d'Lacey
  <★★★☆>

イメージ 3

イメージ 2


かわいい! 原題も素敵。
こんなオッサン~ほぼジジイが読んでいいのかしらん。
(ネットの内容紹介から抄) ・・・奇妙なはり紙を見て、デービットが行った
先は、まさに“龍だらけ”だった。家じゅうに女主人リズの作った陶器の
龍が置かれ、2階には“龍のほら穴”と名づけられた謎の部屋があった。
リズはそこで龍を作っているというが、奇妙なことにその部屋には窯が
ない。いったいどうやって粘土を焼いているのか…。ひっこし祝いに、リ
ズはデービットに「特別な龍」を作ってくれた。それは片手にノート持っ
て、鉛筆をかじっているユニークな龍だった。「一生大事にすること、けし
て泣かせたりしないこと」そう約束させられたデービットは彼をガズークス
と名づけた。やがて、ふしぎなことが起きはじめる。デービットが心の中
にガズークスの姿を思い浮かべたとたん、ガズークスが持っていた鉛筆
で文字を書きはじめたのだ! デービットはリズのひとり娘ルーシーのた
めに、ガズークスと一緒に物語を書くことにした。だが、物語に書いた出
来事がどんどん現実になりはじめ・・・
かなり日焼けした本。
レヴューは主に10代の方たちなんでしょう、龍がちゃんと(!)出てこない~
いや、今にも動き出してくれそうなのに、それをちゃんと目の当たりにで
きないので、やたら焦れて不満だったというものがぞろぞろ並んでいる。
そんなに焦ることもないだろうに・・・。
いい焦らされ方だと思ったけどなぁ。
かわいいけれど、わくわくさせる導入部にあたる本書。
するっと読めてしまいました。
(絵は見ると日本人の画家によるものなんだね。)
半ばまで読んだら、知らなかったのですが、この話はこれで完結するはず
もないとわかってしまったのでした。
なるほどねぇ。レヴュアーの気持ちも少しはわかる。
いや―どうしたもんか。
イメージ 4
イメージ 5