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(映画.com解説) スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督が「散歩する |
惑星」「愛おしき隣人」に続く「リビング・トリロジー」3部作の最終章として4 |
年の歳月をかけて完成させ、2014年・第71回ベネチア国際映画祭で最高 |
賞の金獅子賞を受賞した不条理コメディ。面白グッズを売り歩く冴えない |
セールスマンのサムとヨナタンは、行く先々で様々な人生を目撃する。ワ |
インを開けようとした男が心臓発作を起こして絶命するが、妻はそれに気 |
がつかない。また、臨終寸前の老女は宝石が詰まったバッグを天国に持 |
って行こうとして手放さない。一方、18世紀のスウェーデン国王率いる騎 |
馬隊が、現代のバーに現われる。ブラックでシュールなエピソードの数々 |
が、細部まで緻密に計算され尽くした絵画のような39シーンで語られる。 |
日本では、14年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映 |
されている(映画祭上映時のタイトルは「実存を省みる枝の上の鳩」)。 |
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上記解説なんぞ何かの説明になるのかしらんねぇ。 |
楽しめなかった。 |
いや、‘不条理コメディ’とか‘ブラックでシュール’‘絵画のような’といった |
言い方はいたって苦しいものの、何かは言い得ているのかも。 |
けっして奇を衒ったものという気はない。「人類」の‘自分探し’的なもの、 |
‘虚無のすぐ脇’にて、というようなものでしょう。 |
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まあそんなことはいいのだけれど、運が悪く、ここんところ映画については |
ああ面白かった!と言えるものに当たらない。 |
つまるところ、毎日曜日に、近くのレンタル店に行き、せっかくとったメモな |
どうっちゃらかして、そそくさと適当に店頭で選ぶ。その際なにかの賞を獲 |
ったとかの権威に頼っちゃうのがいかんのだね。
(この賞の意味が知りたい!)
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えー、あまり反省してません・・・ |
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せんだって、DVDで週1回ぐらいは映画を観ていることがたまたま話題にな |
った時、オフクロが、まだそんなもの観てるの?と言った。そういう‘絵空事 |
を’とでもいうようなニュアンスだったと思う。生返事をしておいたが、カチン |
と来たんだった。 |
オフクロはクリスチャンで、神に仕えているんだか、神によっかかっている |
んだか、自分探し同様神探しをやっているんだか、ワタシは知らない。で |
も、そう、「教会に行く気はないの?」なんていうような方向付けのニュアン |
スでもあったかもしれないね。 |
オフクロはもうすぐ93歳になる。 |
さてさて、評価の定まらないようなもの(少なくとも自分にとって)を、本を読 |
んだり音楽を聴いたりするのと同じように接して、できれば自分のレベルで |
感じ考えさせられたり、愉しんだりできれば良し。別にタバコほどの中毒で |
もない。(タバコは止めて20年近くになるのかな。) 安直なエンタテインメ |
ント。時間を無駄にしてるというなら、そうかもしれないけど・・・なにも怒る |
必要はない。ヘンに噛みついたりしなくてよかった。 |
この映画の感想文にはなってないですな。 |