休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『イコライザー』

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20150419(了)
映画『イコライザー』  The Equalizer
  アントワン・フークワ監督/デンゼル・ワシントン/マートン・ソーカス/
  クロエ・グレース・モレッツ/デヴィッド・ハーバー
  音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
  2014年/米映/132分/DVDレンタル/
  <★★★>
(映画.com解説) デンゼル・ワシントンが、アカデミー主演男優賞を受賞した「トレー
ニング デイ」のアントワン・フークワ監督と同作以来13年ぶりに再タッグを組んだア
クションサスペンス。共演に人気女優クロエ・グレース・モレッツ。元CIAエージェント
のマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生
活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を
囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつ
てのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決でき
ない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッ
コールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。
そりゃなんかそういう過去のある人間だろうということは分かるけれど、元CIAエー
ジェントだとわかるのは、ずいぶん後のことだよ。ほとんどネタバレじゃないか・・・
凄まじい能力者のワシントンが、ほぼ単独で、ロシアンマフィアと対決してその戦
闘能力や頭脳を使うのがすかっとさせる、ということになる。
そのロシアンマフィアがよこすトラブル処理係 (ほとんど感情のない異常者~凶器
のようなヤツ) との対決が山。大きなホームセンター(ワシントンのホームグランド)
が戦場になるってのは、無理(≒ズルイ)があるかもしれないが、そこならではのい
ろんな見せ場もある・・・。
この悪役俳優さん、ニュージーランド出身で、ケヴィン・スペイシーにちょっと似てる。
クロエ・グレース・モレッツはずいぶん大人っぽくなりました。
ワシントンはこの時点で還暦。若く見える。
ロシアンマフィアはえらい悪者にされたわけだけれど、この描き方、(ロシアそのも
のじゃないとはいえ)問題ないんかね。韓国や中国なら問題になるんじゃない?
ともあれ、私設の警察ないし処刑人のお話なのです。
ISにも頭の中で適用してみてくれないものかと思ってしまうのです…
そういうわけにはいかないが、、、切実でないとは言えない、、、
「どうして人を殺してはいけないの?」という素朴な質問に、納得がいくように答え
られる人はそうそういないわけですが、そういうとっさには答えにくい問に似て、
観終わった後では「映画の中だけのことなんだからね、そんなことをしてスカッとす
るとか考えたりマネしちゃいけないんだよ、‘息抜きで観ているだけなんだよ’」など
と、同行している孫に言い訳しているみたいにヘコヘコ喋っている空想をする・・・
オーバーですな。「トレーニング デイ」のような狂気はなく、ただのエンタテインメン
トです。
えー、、、なんで孫なんだ・・・
孫は一人だけで、名古屋にいて、年に一度くらいしか見かけないワタシのことなん
ざ覚えていないでしょうな。
さて・・・
まだ重たい映画はしばらく観たくない感じ。