休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『スレイヤー 7日間の煉獄』

20220223(了)

映画『スレイヤー 7日間の煉獄』

  ジャステイlン・P・ラング監督//ガイ・ピアーズ/バディール・デルベス
  2020年製作/87分/米映/原題:The Seventh Day/DVDレンタル
  <★★>

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「普通の神父」じゃなく、その中の「エクソシスト」になるのはたいへんで、
教科書やスライドや映像なんかで教えられるようなもんじゃない、悪/EVILと
いうのは極めて狡猾で、予想もしないところに潜んでいる・・・
などと若い神父に、ベテランで変わり者というエクソシストは教える。

エクソシストは数は少ないが、そういう実力のある何人かが少数精鋭ふうに

徒党を形成しているらしい。このへんが新機軸なような感じかな。
 
このベテランエクソシストと、エクソシスト希望の若い神父の二人が、僅か
な練習の後、向かうのは、悪魔に憑かれてしまった12歳ぐらいの少年のい
るところ。
若い神父は、エクソシストになる気があるんだかないんだかよくわからない、
気弱な面をやたら見せる。彼をベテランエクソシストが教え、鼓舞するとい
うのが流れで、少年のところに着く。
少年は施設にいる。家族を皆殺しにしてしまったからだ・・・
少年を調べ始める。
あくまでも新人エクソシストに対処させるというスタイルで、憑いた悪魔を
呼び出してはビビる、撃退される、を繰り返しながら調べを進める。
 
で、はじめに触れた「徒党」って? 一体どうなっていくの。
 
こういう映画、必ずつくられるんですねぇ。
あのチューブラーベルズの音楽と共にわくわくして観た『エクソシスト』が
下敷きになっていてやや現代的にアレンジされているけれど、衝撃的第一作
の猛烈な大騒ぎと言っていいほどの外連はなく、新人エクソシストが成長す
るかどうかを見せるのが趣向という感じでした。
これだと続きものにならないと、解決の程度も、悪魔の意図もよくわからな
いと言えそうな気がしました。
ホントのところは(お金をかけて)もっとド派手にやりたかったのかもね。