休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ブランカフォート/ピアノ音楽全集 第3集

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20171222(了)
ブランカフォート/ピアノ音楽全集 第3集
Manuel Blancafort(1897-1987):Complete Piano Music Vol.3
(1)(1920-1923)
  ①Cami del solitariCami del solitari 6:12
  ②Cami de festa sense alegria 2:26
  ③Cami del darrer encontre 3:35
  ④Cami damunt del turo 2:35
(2)親密な歌Ⅱ(1919-1924)
  ⑤L'Absencia 3:56
  ⑥Confidencia 3:08
  ⑦Epitafi 2:36
  ⑧Epitafi 2:57
  ⑨Canco vespral 4:04
(3)移動遊園地(1920-1924)
  ⑩L'orgue dels cavallets 3:07
  ⑪El tumult desvetlla records 4:14
  ⑫Abstraccions 3:44
  ⑬Polca de l'equilibrista 1:44
  ⑭La terrassa i la musica militar 4:37
  ⑮Prop del dancing 6:37
(4)ト調のパストラル(1926) ⑯ 8:39
  ミケル・ヴィリャルバ(ピアノ)
  録音:2004年1月、スペイン、ハフレ、オーディトリアム Tot.64:12
  CD/クラシック/器楽曲/Ⓟ&Ⓒ 2005 Naxos/輸入/中古
  <★★★★>


(CD帯紹介文) ブランカフォートの音楽には、交流もあり、大いに影響を
 受けたモンポウの素朴な音楽と、かなりの程度類似性があることは確
 かです。しかしブランカフォートは、よりピアニスティックに凝った書法に
 も関心を寄せています。当盤は、訥々とした味わいをベースとしながら
 も、そこに洗練された音の多さが加わった、ピアノファンにはたまらな
 い、まさに珠玉の小品ばかりと申せましょう。大ピアニストのリカルド・
 ヴィニエスが初演を行い、大成功を収めた「移動遊園地」など、もっとも
 っと演奏されてしかるべき名曲です。「きよしこの夜」が巧みに変容され
 て登場する「ト調のパストラル」もまた絶美!
12月8日にアップした第2集は、いわばおとなしい部分だけのモンポウ
言った趣だったけれど、その作曲年代に続く今回の第3集は、PPP
で弾く部分はやはりいかにもモンポウ似だけれど、ffになると、モン
ポウから離れた独自の感覚のダイナミズムになってきていると思う。
素晴らしい!
あとは第1集と第4集。4集ではどんなふうになっているのかな、楽しみ
なんだけど、、、ちょっと手に入れにくい状況のようです。
なにも急ぐこともないでしょう。
(オフクロのウォークマンには、ワタシの妹の旦那さんの、真面目なクラ
シックがかなりたくさん入っている。ワタシが持っている音源からは、ドリ
ス・デイの4枚組のセット物と、モンポウピアノ曲4枚分、シンガーズ・ア
ンリミテドのアルバム1枚分、それにこのブランカフォートの第2集のほう
が入れられています。オフクロには案外評判がいいようです。)