休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

年末の脳天気な音楽や映画などのメモ・・・

12/20(水)
‘ことばの広場/校閲センターから’というコラム:
   英語でよく使われる人称代名詞の「He」(彼)と「She」(彼女)。これ
  らの複数形は「They」ですが、最近、Theyを単数形で使うメディアが米
  国を中心に多くなっています。
なんだろうと思ったら「トランスジェンダー」の話だった。
  誰も傷つかない表現を目指して、言葉の「変革」は続きそう・・・
2015年にワシントン・ポストが使い始めたそうで、大いに評価されて「流行語
大賞」に選ばれたんだそうな。(流行語大賞なんて向こうが本場なのかも)
いや実は、ワタシはチョッパナでは、違うことを連想したのです。それは書きま
せんが・・・

12/22(金)

映画『フィールド・オブ・ドリームズ』
朝昼兼用の食事の後、新聞を読もうとしていたら、NHK-BSで始まった。
「作れば彼がやってくる」とトウモロコシ畑から語り掛けられて、主人公レイは
アイオワのだだっ広い畑の中でうろたえ、繰り返されて無視できなくなるという
始まり。
なんでなのかわからないけれど、はじめっから涙なしには観続けられなかった。
もうなんどか観たことがあってかなり覚えているんですが・・・こんなに泣けて
仕方がなかったなんて、予想外もいいとこ。
原作の「シューレス・ジョー」のほうは記憶があいまいになってしまってます。
物わかりのよい奥さんと娘の3人家族で、農業で真面目に硬く生きている男が、
俄然夢に向かって進もうとするんだが、経営の現実は待ってくれない・・・
でも(お告げ~野球に関した)人探しが始まる。物語の導入部だ・・・
野球という夢に、とっかかりで締めだされた人や、成功の直前で退場を余儀な
くされた名プレーヤーが出てくる。
時間や時代をふわりふわりと飛び越えて、ファンタジーと現実が融合する。その
具合がいいんでしょうかねぇ。
ワタシも野球が結構好きなんだなあという気もしました。
主役二人も良かったけれど、むしろ、失意の小説家テレンス・マン役のジェイム
ズ・アール・ジョーンズ、大リーグで1イニングだけ守って野球から離れた医者
役のバート・ランカスター、その後は悪役でしか見たことがない気がする八百
長疑惑で干されたシューレスジョー・ジャクソン役のレイ・リオッタ。そして、こ
のファンタジーにピッタリ!音楽のジェームズ・ホーナー。(飛行機事故で亡くな
って、もう数年経ちましたっけ。)
話があまりにも夢物語過ぎてダメだというかたにはどうかと思うけれど、そうい
う映画なんだからしょうがない。野球が好きだったり野球に夢を抱いたことがあ
る人であれば、そして例えば家族との間に鬱屈を持ちあったまま別れてしまっ
たというような人であればなおのこと、たまらないでしょうねえ。というと、かな
り狭い人にしか受けないことになるのかな。いやいや、そんなこともないか。
おしまいまでほとんど涙の流し通しのワタクシメ、よく寝て疲れてもいないので、
年齢による涙もろさなんですかねぇ。
でもスッキリしました。ハハ。(でも、恥ずかしくて)


12/23(土)

夜・・・
映画「メッセージ」観た。
よかったと思う。
ただし、テッド・チャンの原作を一応読んでいたから、よかった、なんて書ける
んだと思う。
設定を変えてあるところはあったけれど、話の本筋は変えていない。
よくもまあこんな謎だらけのエイリアンとのコンタクトもの、映画にしようと思い
ついたもんだ。
犬と猫
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散歩の要らない猫はある意味飼うのは易しい気がするけれど、猫の社会

は厳しそう。
この辺りにも飼われているんだかそうでないのだか、よくわからない猫が
たくさんいて、飼う気をそぐ。

12/25(月)

昨日もラジオを聴きながら目覚めてメモした・・・エエカゲンだが・・・
ライヒ。1981年の「・・・」忘れた、歌と室内楽だったか、最近のライヴ録音。
面白い。
勿論ミニマル。
知っている「ディファレント・トレイン」一部。あのサウンドには、幼少時親の
離婚があり、家庭教師と列車に乗って親に会いに行った記憶が中心にある。
声は車掌の声だけでなく、ユダヤ人として、収容所の経験者の語りの一部を
取り込んだものだそうな。
シューベルト弦楽四重奏曲(どの曲か不明)がよかった。オレの耳も変わ
ってきている。
ウィーン・コンツェルトハウスQ.の特集だったみたい。
フランツ・シュミット弦楽四重奏曲も良かった。これもどの曲かはわからない。
夢うつつだったけれど、そのほうが音楽は無理なく沁み込むよう。

12/27(水)
水曜日の 後藤正文の朝からロック」 (コラム)
ヘェ!でした。ふつうは、まさかっ!でしょ?
民俗史に興味をもたったからというだけのことなんで、変でも何でもない
けどね。かなり本好きなんだ。
確かに権力者や有名文化人などは歴史に残りがちだが、庶民生活や
その歴史は正直なところよく分からない・・・・
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12/29(金)
木管五重奏曲 
  レイハ 知らない。かなり古い感じ。ロマン派やね。とてもいい。
  ニーノ・ロータ 「小さな音楽の捧げもの」 これもとてもいい。
このタイプは必ず聴きたくなる。ミヨーの「ルネ王の暖炉」に代表される。
この手の究極は、サキソフォン四重奏、なんてやつ。若干飽きも来るけ
ど・・・


12/31(日)

椿三十郎」のあと、「赤ひげ」をやっていた。
これが面白かった。初めて観た。
NHKのドラマの「赤ひげ」とおおむね同じなのね。
映画は上手くまとめた感じ。
面白そうだけど周五郎の原作は今のところ読む気なし。