休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

サントラ『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』

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20170823(了)
サントラ『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
OMPS/LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS
  MUSIC by THOMAS NEWMAN
1. 最悪のはじまり
2. オラフ伯爵の屋敷
3. ボードレール家の子供たちは孤児になった
4. おかしな後見人
5. 気落ちしないで
6. 爬虫類の部屋にやってきた
7. 列車との不幸なできごと
8. どろどろ洞窟
9. プッタネスカ
10. 落ちるってこんな気分
11. 噛まれたらオダブツの毒蛇
12. すてきな結婚
13. 泣きべそフェリー
14. ジョセフィーンおばさんのこと
15. VFD
16. 大きな窓
17. おばさんの遺書
18. ハリケーン・ハーマン
19. ヘビのメッセージ
20. ヒルとの不幸なできごと
21. 帆船との遭遇
22. まるで本物
23. ラブリーな春
24. 悲しき結婚式
25. 鉤爪男の攻撃
26. 不意をつかれて
27. 最後に一度だけ
28. 届くことのなかった手紙
29. 遠くへ (エンド・タイトル)
   2004年/CD/映画音楽/Ⓒ&Ⓟ Sony BMG Music Entertainment/
   ソニー・ミュージック・ジャパン/邦盤/中古
   <★★★☆>


(「CDジャーナル」データベースより) 現在ハリウッドきっての人気作曲家T.ニューマン
による当スコアは、リズム/ビートを主体に、ケルトや北欧、東欧、西アジア、ア
フリカなどのさまざまな素材(民俗楽器も)を織り込んだポスト・ミニマル的な作風
が印象的。もちろん、奇妙で幻想的なムードもふんだん。
老眼鏡が必要な、やたら小さな字のライナーによれば、原作はたいそう受けた
シリーズもので、欧米ではあの「ハリー・ポッター」と人気を二分するほどだった
とか。話半分としてもそこそこ人気はあったらしい。
日本じゃ受けたなんて聞いたことがない。
どうやらあまりに不幸が重なるもんで、国民性に合わなかったのかな。想像だ
けど。日本じゃ「おしん」とか「細腕繁盛記」なんていう艱難辛苦ものが大うけし
たことがある。まあほかにもあるとは思うが・・・ありゃあ本でなくテレビドラマだ
し、「おしん」だって確か大人が観たんだよね。ワタシは観たことないんだけどさ。
映画はシリーズの3作分をくっつけてしまったようなストーリーだそうな。有名俳
優が出ていることからして、相当お金はかけたに違いない。
29トラックもあるので、ひとつづつは短い。
あるカスタマーレヴューによると、だいたい映画の通りに並んでいるらしい。
で、ものの見事にトーマス・ニューマンです。
様々のエスニック風味や、強調した低弦のピチカートを多用した表現のみならず、
結構アブストラクトな表現のものなども入れていて、ニューマンのいわばアラカル
ト、ないしショウケースふう。
(映画も気が付いたら観てもいい。実はすぐ観ることにしました。)