休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

グレン・グールド/シベリウス

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20170505(了)
シベリウス(1865-1957);3つのピアノ・ソナチネ
   GLENN GOULD/SIBELIUS
(1)Sonatine No. 1 for Piano in E Major, Op. 67 №1
  ① I. Allegro 4:35
  ② II. Largo 4:41
  ③ III. Allegro moderato 1:37
(2)Sonatine No. 2 for Piano in E Major, Op. 67 №2
  ④ I. Allegro 2:50
  ⑤ II. Andantino 2:42
  ⑥ III. Allegro 1:40
(3)Sonatine No. 3 in B-Flat minor, Op. 67 №3
  ⑦ I. Andante - Allegro moderato 3:25
  ⑧ II. Andante - Allegretto 3:59
(4)Kyllikki - Three Lyric Pieces for Piano, Op. 41
  ⑨ I. Largamente - Allegro 3:14
  ⑩ II. Andantino 6:09
  ⑪ III. Commodo - Tranquillo 3:01
   グレン・グールド(ピアノ)1932-1982
   録音:1976&1977、カナダ、トロント、Eaton's Audutorium Tot.37:53
   2007年/CD/器楽曲/SONY BMG Music Entertainment/輸入
   (LP release:November 4,1977)
   <★★△ or ★★★☆>
最初に書いておきます。
ワタシ、そもそもグールドもバッハも苦手。ひょっとすると少数派かも。
そして誤解を恐れずに言うなら、その後の凡百の作曲家よりバッハは
「新しい」と思うのも本当です。
なのに、いくつかLP持ってました。中にはグールドのLPのセットものも
あった。グールド買ったのはたぶんその人気のためだったと思う。
結局好きにならなかったですね、バッハもグールドも。こんな高齢者に
なっても。
なんで好きなのかという問いと同じように、なんで嫌いなのか・・・
説明はむずかしいなぁ、音楽の好みなんて。
グールドについちゃあ、彼を好きな人に聞くのがいいように思うね。
ワタシは、そうですねぇ、あの歌声/うなり声がはっきり嫌いです。 
魔。ものすごく邪魔。ぶん殴りたくなる。(失礼) テープヒスやレコード
の摩擦音や内周のひずみ、あるいは屋外の音とはわけが違う。
だからと言ってはナンだけど、‘オマエ、グールドの音楽を聴かないの
のか’と言われても、聴けないとしか言いようがない。
いまだにえらく人気があるらしい、極めて変わり者で極めて音楽的だと
いうことなのね。プレーヤーにも多い。(しかし、ピアニストさん、あんた
人に聴かせるときに、あそこまで唸るか?)
いや、もういい、古い議論の蒸し返し不要。

音楽だけ聴けるなんて器用さの持ち合わせもなければ、ピアノと唸り
を両方まとめて取り込める度量の大きさも持っていないワタシは、不
器用で幼稚だがこれでワタシ・・・
バッハもグールドもダメということで・・・ ま、いろいろ、、、しょうがない
です。
このシベリウス、ある種勢いで購入をクリックしてしまった。
唸ってるねえ。
邪魔だねえ。
ピアノ曲はほぼ知らないといっていいシベリウス
涼しげないい音楽で、もったいぶって、思ったより古臭かった、、、
これらはロマン派の音楽。

でもね、うなりのない(別人の)もので聴いてみたいと思った。
これは収穫でしょう。