休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

Bom Tempo/SERGIO MENDES

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20160707(了)
Bom TempoSERGIO MENDES
①Emorio  [feat. Carlinhos Brown](G・Gil/J・Donato)3:49
②Maracatu Atomico [feat. Seu Jorge](J・Mautner/N・Jacobina)3:09
③You And I [feat. C・ Brown&N・Holley](Carlinhos Brown)3:50
④Ye-Me-Le (L・C・Vinhas/Chico Feitosa)3:26
⑤Magalenha  [feat. Carlinhos Brown](Carlinhos Brown)3:55
⑥Orpheus (Quiet Carnival)(Moacir Santos/Nel Lopes)3:42
⑦Pais Tropical (Jorge Benjor)3:14
⑧Maracatu (Nation Of Love)[feat. Seu Jouge&G・Leporace]
      (Moacir Santos/Nel Lopes)4:18
⑨The Real Thing [feat. Katie Hampton](Stevie Wonder)4:27
⑩Caminhos Cruzados[feat. Gracinha Leporace]
      (Jobim/Mendonca)3:58
⑪Caxanga  [feat. Milton Nascimento](Naschimento/F・Brant)4:41
⑫Só Tinha De Ser Com Você [feat. Gracinha Leporace]
      (A・C・Jobim/A・Oliveira)3:45
  CD/Ⓟ&ⓒ 2010 CONCORD Music Group.Inc/輸入/ネット/中古
  <★★★△~★★★☆>
 
ブラジル音楽。基本的にはサンバ。
そこに色々なものを盛り込んでいる。目立つのはHip-Hop で、この頃の
セルメンの傾向。
やけに明るい。翳りもコクもない。
曲が地味すぎるのか、アレンジに冴えがないのか、、、そのあたりがコ
クがないなどと、書かせてしまう。
コクなんて言葉はまあ場違い。
でも、過去何枚かのアルバムで聴かれたちょっと挑戦的なものがほとん
ど感じられないとは言えると思う。
おしまいのほうの大者M・ナシメントは冴えない感じだし、ワタシ、少しフ
ァンである Gracinha Leporace という歌手も、個性が出ずじまい。
(彼女は以前のCDでは、名前の最後にMendesという名が付いていた
記憶がある。奥さんだったのか、はたまた娘さんか妹さんか、まあ身内
なんだろう、よくは知りません)
と残念がっていたが、何度かかけているうちに、ちょっと変わってきた。
①過去のジョビンの名曲を何曲も挟み込んでみたりするのがなかなか
⑥スムーズなメロディがちょっと覚えにくいなあと思っているうちに嵌っ
てしまう・・・
⑧マラカトゥは別のアルバムにもあったが、全く違う・・・でもこれはすば
らしいサンバ・・・Gracinhaもいいじゃないか・・・
スティーヴィー・ワンダーの曲が素敵なジャズ・フュージョンになって
いる・・・
てなふうに、いくつも印象が覆っていく。
④の‘いただき’、なんだったっけ、オリジナルを思い出せない。
 
「セルメン、老いたり!」なんて言葉を書くことも考えたのに。
夏向き。車の中なら、いつでも。
  南半球での久々のオリンピック。
  上手く行くといいけれど・・・