休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

オフクロ、退院

6/29(水)
曇っているが雨は降らないで、かなりムッとした感じ。
気温は、28度弱だが、もっとぐんぐん上がってきた気がする。こうなって
くると、むしろうすら寒い方がマシと思えてくる。
65.10kg
オフクロ、昨日、娘(ワタシの妹)に付き添われて、退院。
ホームに戻った。
入院中は、驚くべきことに、なんの治療も受けていないのに、体調不良
をいっさい訴えずじまい。なにをかいわんや・・・、勿論「なに」かは、わか
っているようなもの・・・。
眠剤の代わりに、ある種の安定剤を処方された程度である。
今朝はわりと調子がよいと、若干使い慣れてきたケイタイで電話してきた。
「歩いての食堂への行き来、洗濯場への行き来など、よろよろとだけど行
けたわよ」
参院選期日前投票には、行く気満々。
 
英国の市民レベルじゃ、離脱に熱狂した人たちの間に、落胆が広がって
いるらしいじゃないか。
政治家の舵取りは難しそう。まだ離脱宣言だって先の話。どうせ落ち着
くまでは時間がかかる。
狭量なナショナリズムがヨーロッパ中に広がらないように・・・!
先週、次男坊の結婚式に出かける前に切り取っておいたコラム・・・
『とめてくれるな、おっかさん』の‘二回半ひねり’みたいな。
ヒネクレ気味な姫野カオルコさんのいたって卑近なネタだけど、根は深い
とワタシは思う。
 “作家の口福/とめてやって、おっかさん
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今日の片山杜秀さんの「文芸時評」欄、結びの文章が、、、
「旅はいい。遠くに行くと近くが見える。近くを忘れ、遠くを思うと人は病む。
遠くへ行きたい。」
というのね。気障だけど一般論的にも言い得て妙。
戻って欄を通読することになってしまった。教養がない悲しさ、氏の博覧
強記にすこしクラクラする。だから読むまいと思ったのに・・・
 今月の注目作
 ●青山七恵ミルキーウェイ」(群像7月号)
 ●山下澄人「しんせかい」(新潮7月号)
主な比較の対象は、青山作品が「銀河鉄道の夜」、山下作品が「若きウ
ェルテルの悩み」。
“旅の小説/遠くに行くと見えてくる”と見出しで括ってあるのがうまい。
読み終えようとしたとき、上記の結びの文章が、ばっちり決まっているの
がわかった。