(1)自然に癒される・・・
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その癒すということの中には、ストレス解消や気分を和らげるだけでなく、 |
かなりの医療効果のようなものまで含めて、いろいろと書いてある。 |
ビックリするような写真や、実績が載せられている。実績は確かにわかる |
気がするが、ほとんど統計的なものだったり、人間はもともと自然の中に |
いたので・・・といった言葉で押し切られて、まあ、物質的などの根拠は、 |
殆ど述べられない。 |
身体性の欠如がジワジワさまざまに人間をむしばみ続けていて、この記 |
事ともつながるから、否定するもんじゃないけれど、、、だから現時点では |
‘癒す’という言葉を使うしかないんだろう。 |
もっとも、企業戦士が一転里山にこもったり土いじりに変わったりするよう |
な両極端な振れ幅ではなく(と、これはワタシが勝手に書いている)、ここ |
では普段の中に自然を取り込んだらいいんじゃない?というような試みの |
紹介が多い。ヴァーチャルなものだって効果があるんだそうな。こきたな |
い都会の中に作られた緑多い公園、その公園がすぐそばの人と、そんな |
ものが近くに無い人との違い(精神上の安定のみならず、ヴァイタル的に |
も)が、ほれっ!こんなにあるんだ・・・なんてね。 |
大きく両極に振れる(人生)よりはいいの‘かも’しれないが、ビルの中に |
植物をやたら置いて(植えて!?)というのもどうかなあ、ワタシャそれを管 |
理する人間のことも考えちゃうよ・・・(表紙、シガポール) |
そういう仕事が作られるのもいいじゃないかって? そうかね。 |
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(2)イエローストーン国立公園 |
自然を保護しよう、守ろう、元あった姿を維持しよう・・・。まあ最後の意味 |
が難しいところですが、奥深くも無謀な感じ。豪華付録。 |
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(3)セーシェル |
もうちょっと東寄りかと思ってました。マダガスカルの北側なんだ・・・ |
外来種を意固地なまでに排除して、元の(!?)生態系を維持しようとしてい |
る。ガラパゴスに負けない云々はいいとして、うーん・・・、わかるけど、わ |
からないヨ。 |
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(4)デナリ |
これはマッキンリー山(6190m)として知っている山のことだった。 |
広大もいいところで、手つかずの自然の素晴らしさはとてつもない。癒す |
力も大味だが巨大。オオカミ(など)を守る、その守り方もどこか大雑把。 |
「衝突」のありようもしかり。地図上に線で引かれているだけの国立公園 |
や保護区。その難しさもよく伝わってきた。 |
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(5)都会の大公園 |
最初の記事とも大いに関係がある。とかいの一部を四角く切り取ったよう |
な昔ながらの公園のことではなく、都会型の大公園のこと。なにもニュー |
ヨークのセントラルパークだけじゃない。たくさんあるんやね。 |
古いものから新しいものまで、その成立の歴史的経緯、運営方法、存在 |
意義など、実に様々だが、こうして眺め渡すと面白い。正直、魅力たっぷり。 |
ミュンヘンの「エングリッシャー・ガルテン」の、大勢の中にいるフルヌードの |
オッサンにはびっくり。 |
ドイツでも、ベルリンにあるテンペルホーフ公園は、元空港で広大。今はシ |
リアなどからの難民の仮の受け入れ施設として考えられている。癒しより |
はもちろん優先度が高い。 |
あの人工的な明治神宮の森を、そんなことに使う発想はありえない。今じ |
ゃあ、「神聖な」なんて言葉が頭にくっついていて剥がせないんだろうな。 |
と、こりゃ脱線。 |
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ここまでの記事、日本の箱庭的にチマチマした中身でなく、大きくてかつ理 |
屈っぽい。毎度のことだが、日本国内では目の当たりにできないものが見 |
られて、ありがたいとは思う。
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