休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

OSCAR PETERSON Vol.2

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20140903(了)
OSCAR PETERSON Vol.2  (1/2)
  SEVEN CLASSIC ALBUMS(4CD)
(DISC 1)
 (1)MY FAIR LADY (1958)
   ①~⑦
   RAY BROWN、GENE GAMMAGE
   <★★★△>
 (2)BEN WEBSTER MEETS OSCAR PETERSON (1959)
   ⑧~⑭
   BEN WEBSTER(ts)、RAY BROWN、ED THIGPEN
   <★★★△>
(DISC 2)
 (3)FIORELLO! (1960)
   ①~⑨
   RAY BROWN、ED THIGPEN
   <★★★>
 (4)THE SOUND OF THE TRIO (1961)
   ⑩~⑭
   RAY BROWN、ED THIGPEN
   <★★★☆>
 
   2011年/CD4枚組/ジャズ/Real Gone Jazz/mcps/輸入(英)/中古
 

 

(DISC 1&2)
(1)MY FAIR LADY (1958)
(3)FIORELLO! (1960)
この2作がカップリングのCD、去年の2月9日に、ブログにアップしてます。こんな
風・・・
 「ポギーとベス」や「ウェストサイド・ストーリー」という有名作があって、それらと
 比べると人気のなさが少しはわかる。
 でも普通だよ。
 ちょっと華が乏しいかしらんね。
 それと「フィオレッロ!」 (これもミュージカルらしい)のほうの録音状態がよくない
 のがちょっと残念。
 まあそんなことで、2枚のLPアルバムをくっつけた、お徳用というようなあんばい
 のもの。
 よく歌っていて、音があまりよくないのも馴れる。だから失望ということもないけど
 ・・・火花の出るような「THE WAY I REALLY PLAY」でも見つけたら、また聴いて
 みたくなるかも。
 ⑮のバラード、⑯のワルツなど、すっごくよかったです。(このCDだとDISC2の
 ⑦と⑧)
基本的には変わらないですね。1年半ぐらいではワタシもそんなに変わらないって
ことなんでしょう。
この分がダブってしまったわけですが、4枚組、アルバム7枚分が950円なら、まあ
いいとします。前の分は妹か友人にでもあげちゃいますか。
 
(1)は曲がとにかく好きなんで聴ける。特にI'VE GROWN ACCUSTOMED TO HER
FACE なんて。
(3) それに引き替え、こっちはよく知らないというかなじみが薄いのが難。ノリは
ホントはいいんですけどね。ピーターソン・トリオじゃあハードルが高いんで、、、
(2)BEN WEBSTER MEETS OSCAR PETERSON (1959)
B・ウェブスターとのもの。多分初めて聴く。
この甘い甘いサックスが、ちゃんと合うもんなんですねえ。ワン・ホーンのアルバム
としてなら、粋で夜中向きのとてもいいものだと思うものの、ピーターソン・トリオ自
体としては、伴奏に徹した感じで、ちょっと地味かなあ。
(4)THE SOUND OF THE TRIO (1961)
このアルバムも知りません。曲数は5つだけ、ライブ・アルバムだからね。
‘少々のミスタッチなんか当然大目に見てもらえるものの、いつもニコニコ、ノリノリ
を求められ続けるジャズ・ミュージシャン’(ピアニスト)というのもなかなか大変で、ク
ラシック系のピアニストが、インプロヴィゼーションも含めて自由でいいなあとうらや
ましがるむきがあるが、実際はタイヘンなんですよ、っていうような話も、近々紹介
する青柳いづみこさんの本に詳しい。唐突ですが思い出した。クラシックのピアニ
ストは、インプロヴィゼーションが多くは苦手らしい。なんだかよくわかるよね。
ライブだけあって、ノリがよろしい。
ON GREEN DOLPHIN STREET という大好きな曲が、この2曲目に入っている。
DISC3の「VERY TALL」にも入っていて、ミルト・ジャクソンが加わっているため当
り前だけれど、アプローチがまるで違う。