休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

イギリスの古いキャロル

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20140703(了)
イギリスの古いキャロル/アンサンブル・エクレジア
OLD ENGLISH CAROLS/ENSEMBLE ECCLESIA
 ①チェスターの修道女の歌(15C) 5:15
 ②暗い森の中に(Trad.) 3:50
 ③マリアのひざに眠るこの子は?(Trad.) 3:34
 ④心安らげ 幸せな者たち(Trad.) * 1:28
 ⑤乾杯の歌(North of England Trad.) 1:59
 ⑥受胎告知(13C?) * 2:20
 ⑦天の女王よ 祝福を受け給え(13C) * 2:05
 ⑧さあ揺りかごをゆすり(17C) 3:50
 ⑨天使が乙女に(14C) * 2:57
 ⑩コヴェントリー・キャロル(15C) 3:32
 ⑪クリスマスを歌おう(15C) * 1:26
 ⑫アイルランドのキャロル(Irish Trad.) * 3:46
 ⑬聖トマスを讃えよう(15C) * 2:43
 ⑭忘れずに(16C) 2:52
 ⑮主よ 汝の御光をわれらに照らし給え(J.Redford 16C) * 1:41
 ⑯来たり給え 万人の贖い主よ(J.Redford 16C) * 1:47
 ⑰聖母マリアの子守唄(W.Ballet 17C) 2:08
  *印は器楽編
 アンサンブル・エクレジア
   つのだたかし(リュート、編曲)/波多野睦美(歌)/
   田崎瑞博(フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)/山岡重治(リコーダー)/
   近藤郁夫(パーカッション、ダルシマー)/川西隆ニ(ポジティヴ・オルガン)/
   石森愛彦(ロングネックリュート)/
   デイヴィッド・ハッチャー(バグパイプ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:1991年5月、田園ホール・エローラ(埼玉)
 1991年/CD/宗教曲/女子パウロ会/邦盤/中古
 <★★★☆>
 

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なんとなく目についたCD。
それが国内盤。こんな発売元の会社も聞いたことがなかった。
ルネサンスの世俗音楽といった編曲、音色が可愛い。
器楽だけのもののほうがワタシはもちろん好き。
内容的にはクリスマス。子供向きというより、もう少し上。
しーんとした感じが沁みて来るよう。
その音色感が普段聴かないタイプなのがいいのかも。
日本(の演奏者によるものであること)を感じさせるものはほぼない。
それからこの女声ヴォーカル、日本のかたなんだろうが、立派な発
音で(って、よくは知らないが巻き舌が堂に行った感じ)、声いたって
清楚。イギリス人がどう思うかはわからぬものの、ワタシにはピッタ
ンコでした。
いまさらのクリスマス・アルバムなんですけどね、気に入りました。
そうそう、③は‘グリーン・スリーヴズ’のメロディの曲。
糞暑い中、涼しさを得られる音楽としてグッドでした。
ライナーの1ページの文面の写真も付けましたが、中にはクリスマ
スに題材をとったらしい版画ふうな素敵な絵が何枚も載っている。
これがまたなかなかよろしい。