休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

マリグナント 狂暴な悪夢/Ms.ベビーシッター

20230105(木)

映画『マリグナント 狂暴な悪夢』

 ジェイムズ・ワン監督/アナベル・ウォーリス/マディ・ハッソン
 2021年製作/111分/アメリカ/原題:Malignant
 <★★△>

<映画.com解説から> ある日を境に、目の前で恐ろしい殺人が繰り広げられ
るのを目撃するという悪夢に苛まれるようになったマディソン。彼女の夢の中
で、謎めいた漆黒の殺人鬼が、予測不能な素早い動きと超人的な能力で次々
と人を殺めていく。やがてマディソンが夢で見た殺人が、現実世界でも起こる
ようになる。殺人が起きるたび、マディソンはリアルな幻覚かのように殺人現
場を疑似体験し、少しずつ自らの秘められた過去に導かれていく。そして邪悪
な魔の手がマディソン自身に伸びてきたとき、悪夢の正体が明らかになる・・・
 
だいたいこんなもんだけれど、始めに研究所だか病院だかで、ある女の子の体
に巣くう癌のようなものについての云々が見せられ、その病巣が電化製品に
(電気に)アクセスできるような超常的能力のあること、これに関する話にな
るであろうことを印象付けられる、というのが抜けている。
早い話が、この導入部に描かれることがすべてのもとなのね。
 
少しづつ理屈の部分が追いついてくるが、それなりに作ってあるので、こうい
うバケモノ系に免疫がない人には恐い、かもしれない。
化け物の正体は、当たらずとも遠からずだったけれど、なかなか面白かった。
でもねぇ、ワタシは・・・言いたいことはわかったけれど、回収されない大事
なもののことなどが気になってしまいました。
 
昨日見た『Ms.ベイビーシッター』というのがあまりにつまらなくて、ならば
ついでだ、とばかりにカミサンの借りた2枚目も観てみた次第。

 

  クリスマスに、ある人里離れた邸宅のベイビーシッターに来た、やや年か
  さの女。意外や武闘派的なものも含めた色んなサバイバル能力を身に付け
  ている。邸宅の主夫婦とその娘(どっちかの妹かも)1人が急遽戻ってき
  てしまう。娘はこのベイビーシッターと同窓生だった。その直後、3人グ
  ループがこの家を襲う。たまたま隠れられたベイビーシッターが、その後
  苦労の末、大活躍と大きな結果を勝ち取りはするんだが・・・ 面白くで
  きるネタがたくさんあって、ハラドキが約束されたようなものなのに、こ
  の3人の悪者「狂信者」たちがあまりにもつまらない。超常的な現象か超

  能力の片鱗のようなものもチラッと見せてはくれるのに、あきれたことに、

  このネタは未回収のままほっとかれてしまった・・・

eiga.com にはスタッフ・キャストだけは載っているが、解説も評もなし。 さ
もありなん。<★☆>
というようなことで・・・
正月早々、こんなの飽きずに借りよる、、、(次もこんなん借りるんかぁ?)
ベイビーシッターよりはこっちのほうが、柄は同様に小さいながら、すこしマ
シだったかも。最後に、メイキングが付いていましてね、作っている人たちの
ほうが皆楽しそうでね、妙にほっとしました。