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職場のKさんが貸してくれたもの。
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| 帯は写真の通り。新聞広告は、、、 |
| 望まない職場で憂鬱な日々をおくるOLの直美。 |
| 夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。 |
| 三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が |
| 練り上げた〈殺人〉完全犯罪プランの行方は――? |
| すべては、泥沼の日常を抜け出して、人生を取り戻すため。 |
| わたしたちは、絶対に捕まらない。 |
| 「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」 |
| まあほかにもあって、推薦者たちの文章もならんでいるが、ここまでばらして |
| いいのかな。それでも奥田英朗作品なんだからね、なかなかそそられるじゃ |
| ありませんか。 |
| 桐野夏生の「OUT」という壮絶な小説を途中でちょっと連想・・・ |
| 宮部みゆきの「火車」にも、もうかすかな記憶なんだけれど、似たようなにおい |
| がしていたような・・・ |
| 全ては帯にある「夫の酷い暴力」にかかっている。 |
| そこへ友人OL、夫の家族、西池袋界隈の中国人、警察が絡む。 |
| 前半は主にそのOL直美の視点で、後半は主に加奈子の視点で描かれる。 |
| のっけからページターナーやなあと思っていたら、後半は怒涛のハラドキ展開 |
| だ。他の惹句に、読者も共犯に・・・云々ふうなのがあって、フムなるほど・・・。 |
| “このミス”に間に合っていたら、20位以内には入って来たんじゃないかなあ。 |
| “このミス”で扱うタイプではなく、たんなるエンタテインメントかもしれませんが、 |
| 毎日新聞(12/16の夕刊)ではこの作品をミステリーに入れて、今年のミステリ |
| ーを総括ていたから、ミステリーでいいんじゃない? |
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さて・・・この本返したら、Kさん、次のを貸してくれましてね。
「ゆっくりでええからね」って。当然です。
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| 読む順番は[気分]で決めていて、押し付けられても困る。次はゆっくり読ませ |
| ていただきますぞ。 |