休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『モアナと伝説の海』 Moana

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20170710(了)
映画『モアナと伝説の海』 Moana
  監督:ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ//アウリー・クラバーリョ/
      ドウェイン・ジョンソン/レイチェル・ハウス・・・
  吹き替え:屋比久知奈/尾上松也/夏木マリ・・・
  音楽:マーク・マンシーナ
  2016年/米アニメ映/ディズニー/107分/DVDレンタル
  <★★★>
(映画.com解説から) ・・・かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、
伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それ
から1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出る
ことが禁じられていた。そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生。
海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウ
イを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を
救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。
カミサンの所望で借り、二人して遅い時間に観始めて、結局観てしまいまし
た。(ワタシは基本的に‘遅寝遅起き’なので、特には困らないのです)
「フラ」繋がりのようです。気に入った曲に「振り」をつけてみたいのかな。
人類がユーラシア大陸から北のほうを通ってアメリカ大陸の北から南のフェ
ゴ島あたりまでいきわたるのに、ずいぶん長い時間をかけたわけだけれど、
環太平洋とは別に(あるいは同時並行的に)、あちこちからミクロネシア・ポ
リネシア・メラネシアの津々浦々へと、大冒険を冒してどんなふうにわたり広
がっていったか。
ワタシの連想は・・・そういうような方向に進みました。 
ちょっと忘れられない本、ジャレッド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』という
刺激的な人類史の本です。
この映画のセリフの多くが、この本のような分析としっかり繋がるように思え
て仕方がなかった。
カミサンに言ったってしらけるだけなんで、黙ってましたが、、、
それが会話ってもんでしょうにねぇ、忖度しちゃうんですよ。(って、用法がち
ょっと違うか・・・)
ここでの島は‘フラ’のハワイではなく、むしろ‘タヒチ’なんかに近いイメージ
だね。(カミサンはタヒチの踊りもこっそり習っている。)
確か、フラもタヒチも恐らく踊りは男性から始まっているとか。ところがこの二
つの踊り、けっこう違うんだ・・・(この映画からではわかりません)
さて、お話は神話的な伝承に彩られたかたちになっていて、モアナがそのい
くつかを成就させる。
疑うことをしないモアナはかわいいキャラ。
そして可愛い素敵な歌がたくさんある。ほぼミュージカル。
吹き替えで観ました。モアナの歌の方、とっても上手でした。
音楽担当のマンシーナの名前、久々に見ました。