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(帯紹介文) |
・生涯にわずかの作品しか残さなかった美の求道者デュリュフレ |
・神秘、幻想、宇宙などのイメージさえ彷彿とさせる傑作ミサ曲 |
・複雑なテクスチュアと瞑想的なむーどで独自の境地を行くOp.4 |
・期待どおりにシチリアーナの歌謡性がなんともすてきなOp.5 |
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音楽業界では2000年前後のヒーリングや癒しのブームがあったけれど、 |
まあそれとは関係なく、デュリュフレ/レクイエムは自分で見つけて、好 |
んで聴く曲にはなっていた。 |
ところがかなりの寡作なので、そんなに多くアルバムが出ていなくて、 |
見つけた曲(アルバム)がこれ。 |
といってもどうもブログなどやり始める前の頃で、ネットで探すことはして |
おらず、中古屋か大手のレコード屋で見つけたんだろう。 |
(どこかに紹介した気がするんだがなあ、古いブログには見つからなか |
った。) |
時々聴いていたが、久々にかけてみて、その美しさ何とも素晴らしい。 |
上記引用4行の惹句の通りで、付け加えることは特にはないが、オケ |
付きミサも、オルガンと合唱も、そしてふつうは苦手なオルガン曲も、全 |
てすばらしい。演奏もいいのだろうが、雰囲気のある録音もいいのだろ |
うと思う。 |
紹介がてらアップしてみました。 |
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いちばん有名であろう「レクイエム」については、オルガン伴奏版も含め |
て何種類かこれまでに聴いていて、とくに興味深いのが、作曲者自身 |
の指揮による録音(エラート)。普通は、いかにも癒されるという(嫌味で書 |
いているわけじゃない!)曲なんだけれど、聴いたものの中では作曲者 |
自身の演奏が、最も骨太で男っぽく、いわば‘癒し系’から最も遠いと言 |
えそうな演奏であったこと。といっても、美しいことに変わりはない。 |
(やっぱりデジャヴ・・・どこかでこんな書き方したんだけど・・・まぁいいや) |
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*このCD、 Sacrid Choral Works・Organ Works Vol.2 となっているの |
で、Vol.1を手に入れれば、合唱曲とオルガン独奏曲は多分揃うん |
だな。「レクイエム」などがまた重複するだろうが、当盤の演奏が優れ |
ものであることからして、損にはならない気がする。考えてみよう。 |