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(Wikiストーリー) 読書好きのコンスタンス(ミュウ=ミュウ)は恋人と同棲 |
中である。彼女が夢中になっている本「読書する女」の中の主人公マ |
リー(ミュウ=ミュウ/二役)はコンスタンスに負けず劣らずの読書好き |
で、自分の美声を生かし、お客に本を読んで聞かせるという仕事を始 |
める。しかし、訪ねた家々の人々は一癖も二癖もある人間が多く、下 |
半身不随のマザコン気味の少年、デュラスの『ラマン・愛人』の朗読の |
最中に身体を触りまくる欲求不満の中年社長、純文学好きの100歳の |
お婆ちゃんが雇っているメイドはなんと下着の中に蜘蛛を飼っていたり |
と、一筋縄ではいかない人物ばかり。また、別の訪問先の幼女は『不 |
思議の国のアリス』が大好きで、マリーは振り回された挙句、誘拐犯に |
間違えられる・・・ |
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と、これだけストーリーを丸出しにしても、この映画の面白さは変わらな |
いだろうからと、紹介。大人のマンガ。 |
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TSUTAYAの‘発掘良品’ふうなコーナーから選択。 |
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ベッドの中で「読書する女」という本を読み始める彼女が、本の中の主 |
人公マリーになり替わって、“徹底して本を読む”女を演じるという構造 |
の映画。読んでほしいと彼女を誘い入れる相手のヴァラエティがうまく |
散らばっていて、くるくると楽しい。 とはいえ、基本的に下ネタが多い。 |
マリーとコンスタンスを演じるミュウ=ミュウのカマトト振り~つまりわざ |
とらしさ~が、OKか否か、というところが好みの分かれ目かなぁ。ワタ |
シには、嫌味は少々あっても、‘映画/愛’的なものには映らず、さほど |
いやらしくなかった。 |
いや・・・ イヤラシイのかな。 |
オチ、よろしい。 |
オフクロもカミサンもいない‘恵まれた’状況下で、くすくすと楽しめまし |
た。 |
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音楽はベートーヴェンのピアノ・ソナタ(「ヴァルトシュタイン」など)や室 |
内楽を主に使っているのが珍しいかもしれない。軽めのものだし、ガン |
ガン鳴らさないので、抵抗感なし。これで大丈夫なんだから、映画音楽 |
ってのはムツカシイ・・・ |
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*ついでに・・・ワタシ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタで、一番最初 |
に気に入ったのが「ヴァルトシュタイン」。これは忘れもしない。その |
後、ベートーヴェンの聴き手としてはあまり成長しとりまへん。 |