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(ネット紹介) 第65回カンヌ国際映画祭で、最高賞にあたるパルムドールに輝いたヒュ |
ーマン・ドラマ。長年にわたって連れ添ってきた老夫婦が、妻の病を発端に次々と押 |
し寄せる試練に向き合い、その果てにある決断をする姿を映し出す。『ファニーゲー |
ム』『白いリボン』の鬼才ミヒャエル・ハネケが、沈痛かつ重厚なタッチで追い詰めら |
れた老夫婦が見いだす究極の愛を浮き上がらせていく。『Z』『消される男』のジャン・ |
ルイ・トランティニアン、『トリコロール/青の愛』のエマニュエル・リヴァと、フランスが |
誇るべきテラン俳優が老夫婦を演じているのにも注目。 |
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正直なところ、かなりつらいものがありました。 |
名古屋で一度観ようとして、時間が取れなくてそのまま返却したことがあったものだ |
から、リヴェンジ・・・ |
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これがカンヌのパルムドールであり、アカデミー賞の外国映画賞。日本でも(まあさ |
もありなんだけれど)キネマ旬報の昨年の外国映画ベストワン。 |
ハネケ監督は2年連続のパルムドールだそうな。 |
トランティニアンも奥さん役の方もすごいが、俳優さんがどうのこうのという作品じゃ |
ない。いわゆるエンタテインメントじゃない。観る側に重くのしかかってきてしまう。 |
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リヴェンジなんてもんじゃなかったですね。 |
夫婦と彼らの介護(≒愛情)の話です。 |
比較的裕福ではあるけれど、リアルでストレート。インパクト絶大。 |
それがですね、90歳のオフクロが一緒に観てしまった。 |
オフクロも、途中でいいから退席すればいいものを、最後まで・・・ |
これは借りたワタシが悪い。 |
オフクロ、何を感じたろうねえ、案外冷静に観たのか、いやそうでもないのか・・・ |
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この“終え方”をはぐらかすように、エンディングは時間をいじっている。 |
ワタシは、観終わって一晩たった今も、うまく咀嚼できません。 |
第三者的感想が出せないとでも言いましょうか。夢に出てきそう・・・。 |
観てみようと思われた方には、賞をとってるんだからそこそこ名作なんだろ?ぐらい |
の軽いノリでで観ると相当シンドイ。身近な話とはいえ、いくらか構えて観たほうがい |
いとだけは言っておきたいと思います。
(このレヴューじゃだれも観ないか・・・)
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