| 20250626(了) |
映画『バチカンで逢いましょう』
| 監督;トミー・ヴィーガント/マリアンネ・ゼーゲブレヒト/アネット・フィラー |
| /ジャンカルロ・ジャンニーニ |
| 2012年製作/105分/ドイツ/原題:Omamamia/DVDレンタル |
| <★★★> |

| カナダのド田舎(絶景!)に暮らしている、決して貧乏ではない一家。 |
| 三世代が同居している。おばあちゃん、その娘夫婦、孫が3人。孫のうち、 |
| 一人はローマにいて一応大学を目指していたが、なんだか怪しい。ほかの |
| 2人はまだ小学生レベル。娘夫婦は一応円満ながら、何かにつけシャカリ |
| キな娘(妻)の態度のためか、夫婦間にはぎくしゃく感が漂う。 |
| そしておばあちゃん。どうも悩みがあって、わりと敬虔なカトリック教徒 |
| なもので、ローマ法王に会いたい、会って何か懺悔でもしたいらしい。そ |
| れが何かは決して語ろうとしない。それは後で分かるとしても、そこまで |
| のおばあちゃんにとってはずーっと持ち続けてきた鬱屈の原因であって、 |
| ほとんど性格や態度にも影響を与えてきていたみたいなのね。 |
| と、細かく書いてしまっているように、おばあちゃんが中心のお話といっ |
| てもいい。このおばあちゃんが突然ローマに発ってしまう。 |
| 結果的に他の全員も影響を受け、ドラマが大きく動く。特に、孫もいるロ |
| ーマではスラプスティック・・・しっちゃかめっちゃか。 |
| ドイツ映画にも(っていう言い方はヘンかもしれませんが)、こういう銭勘 |
| 定をしない、小ぶりなハートウォーミングな映画ってあるんですね。 |
| レンタル屋の痩せた旧作コーナーを見ているうちに時間が無くなって、た |
| またま見ていたコメディの中から、紹介されていなさそうなものを掴んで |
| 借りたのがこれ。 |
| かなり作り物っぽい話ではありましたが、最後まで投げ出さずに観終えま |
| した。自分としてはいつものことで、特記することではないのですが、も |
| とはと言えばローマ詣ででしょ?そのクリスチャニティ部分は、実はよく |
| わかっているとは言えない。それにある種の「宗教性」というフィルター |
| をかけて理解をエエカゲンにしておくことが習い性になっていると思いま |
| す。だから普段は意識しません。でもね、時には意識的にそれをやる場合 |
| もある。メンドクサイ。 |
| そこでやっと「コメディは難しいよねー」っと、感想文を書きつけ始める |
| わけです。(コメディのつもりなどないのかもしれないけど、やっぱりコメ |
| ディでいいんだよな) |
| ワタシんちの父方・母方ともに代々プロテスタントだったことが影響して |
| いるとは思います。だから余計にメンドクサイんだと・・・思わないよう |
| にすることもメンドクサイ。 |
| (クラシック音楽についても、キリスト教由来の話を気にしだしたら、つ |
|
らいものがあります。「なんだ、わかってないのかぁ!」をいなすために 要する手続きにきりがないもので。ハイ、そこまで。) |
| さて、このおばあちゃん役、あの『バグダッド・カフェ』の方ですよね。 |
| この映画は観ました。ワタシは好きでも嫌いでもありませんが、いろんな |
| 観方ができそうな有名作品で、きっと評価しておられる方も多いことでし |
| ょう。ワタシは実は「コーリング・ユー」という、その後えらく人気の出 |
| た曲のほうは、むしろかなり苦手でしたっけ。映画は今観たら、どうでし |
| ょうかね。主題歌の曲は本当に性に合わないのです。(ヒット曲にもね、 |
| 時々こういう合わないものって、あるのです) |
| で、本作は、星の数通りです、、、これでもちょっと甘いかな。 |