休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『殺人鬼から逃げる夜』

20240930(了)

映画『殺人鬼から逃げる夜』

  クォン・オスン監督/チン・ギジュ/ウィ・ハジュン
  2021年製作/104分/PG12/韓国/原題または英題:Midnight
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  <★★★△>

聾唖者であるギョンミという、手話相談センターに勤める若い女性が夜の町
で、ドシクというサイコキラーに、夜とはいえ、堂々と狙われ追いまわされ
るお話。
 
始めに出てくるのがガードマンのような仕事をしている男(ジョンタク)と
その妹で、ずけずけモノを言い合う脳天気な兄妹。その妹が夜の街に出て行
って若い男ドシクに襲われる。
ドシクは変なことを言うが、どういう基準で襲うのか基本最後までわからな

い。ただただサイコ野郎。妙に堂々と動き、ずっこい言い訳、言い抜けも得

意。

で、兄妹の妹が襲われ、露地で血だらけになってるのを、たまたま近くを通
りかかって見てしまうことになるのがギョンミ。彼女と母親は共に聾唖者。
唇はいくらかは読めるものの、視界外から近づくものは全くわからない。車
など非常に危ない。一方ドシクは一見は普通なので、ギョンミも疑わない。
母親の方は逆に疑うが、何でも疑うほうなんで、あてにならない。
次に狙われることになるのがギョンミで、終始追いつ追われつが続くことに
なる。二人とも走る走る。当然逃げる彼女には追跡者の足音が聞こえない。
 
このドシク、はじめは帽子にマスクで服装もラフなのが、不首尾のあとはバ
リッとしたスーツ姿に着替えちゃうので、母娘も気づかない。
ギョンミの気の弱い母親と、妹を探すジョンタクが追いかけっこに水を差し
たり、頑張ってみたり。途中で出てくる警察官や軍人っぽい男たちや繁華な

場所の野次馬は、ドシクの悪知恵もあって、ことごとく誤解する。まあ、常

套的流れ。

 
聾唖者だからこその弱みがあるからなのですが、それにしてもテンポやピン
チのもたついた描かれ方に納得が行かず、不満を覚えつつハラハラ、イライ
ラと観続けることになりました。ウーン、そのように作られたものなんだな。
案外あれが「リアル」なのかも・・・。
最後の最後には、きっとその弱点がメリットにでもなって逆転するんだろう
と予想したのですが、メリットは途中の派出所内でのシーンで早々とちょっ
とだけ発揮されたものの、ハラハラを煽るという程度でした。
じゃあどうやって、このこずるいサイコ野郎からギョンミと母親は逃げおお
せることができるのか・・・ というのはもちろんここに書くわけにはいき
ません。そうか、そんな手があったか、でしたね。
でもどうでしょう、ワン・シチュエーションです。そんなにダークでもハー
ドでもなく、ところどころに笑えるところすら設けてあって・・・ 
書きすぎみたいですね。

 

カミサン大よろこび。