| 〈映画.com解説から〉 ・・・証券会社で支店長として働くカン・ジェフンは、安 |
| 定した仕事、オーストラリアで離れて暮らす妻のスジンと息子と2人の家族に |
| も恵まれ、まずまず成功した人生を送っていたが、不良債権事件により平穏 |
| な日々が一変する。すべてを失い、失意のジェフンは家族と会うためにオー |
| ストラリアへと向かう。しかし、やっと会うことができた妻と子にはオーストラリ |
| ア人男性の影がちらつき、ジェフンをさらに落胆させる。ショックを受けたジェ |
| フンは、密かに妻子たちの秘密を探り始めるが・・・ |
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| 朝日の夕刊の評が好意的だったという記憶で観てみました。 |
| 韓国映画はえらい久しぶり。 |
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| ポスターにある‘衝撃のラスト’は、書くわけにはいきませんが、ワタシには衝 |
| 撃じゃありませんでしたし、主演のイ・ビョンホンが日本人にこそ観てほしいと |
| か言っているという記述(読まなきゃよかった・・・)にも、正直なところ感じよく |
| なかった。バブル時の経験がある証券マンとかなら、まあわかるかもしれない、 |
| てなところでしょうか。ま、文句言ってもせんないこと。 |
| でも、引き起こしてしまった問題は、猛烈(逸脱)会社の管理職社員が小金を |
| 持ったために安直に発想したことなのであって、すべてを失った原因は必ずし |
| も仕事だけとは言えないようでした。韓国社会が(も)今こういう面を確実に持 |
| っているんでしょ? イ・ビョンホンさん。 |
| そういや、中国でもそんな話が多いことを聞き及んでいます。 |
| カナダやオーストラリアは、小金を持ち始めているアジア人が憧れる(発想し |
| がちな)国なんでしょうね。 |