休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

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20181228(了)
映画『シェイプ・オブ・ウォーター The Shape of Water 
 監督・製作・原案・脚本;ギレルモ・デル・トロ//サリー・ホーキンズ/
 マイケル・シャノン/リチャード・ジェンキンズ/マイケル・スタールバーグ/
 オクタヴィア・スペンサー
 音楽:アレクサンドル・デスプラ
 2017年/米映/ファンタジー/124分/DVDレンタル
 <★★☆>


(映画.com解説から) ・・・1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で
清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な
生き物を目撃する。 イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという
“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くように。幼少期のトラウマで
声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、
2人は少しずつ心を通わせていく。そんな矢先、イライザは“彼”が実験の犠
牲になることを知る・・・
「準新作」になって大分たって、やっと観ました。
まあ一応大雑把ながらも情報が入っており、ならば観なくていいかなあ、な
どと思っていたんですが、観ちゃった。
さて困った。感想文、難しいです。
「ウォーター・ワールド」のエラのあるケヴィン・コスナーにならわかりますが、
‘半魚人’に恋をするのですよ。(差別なんやろか・・・) 意思の疎通ができ
るようになるんだからいいじゃないかって。そりゃかまやしないのですが、、、
でも正直なところゲテモノ寸前です。生物学的にヘンではないの?
犬なら‘吾輩は犬である’などとは思っていないが、散歩ですれ違う犬が同
族であることはわかっている。どんな動物もそうだといいますな。人類はそ
の辺鈍感ということ? そうじゃなくて、“彼”は同族という決め事なんやね。
捕らえられた場所ではほとんど「神」扱いだったんだもの。
この時のオスカーの最多ノミネート。
何が評価されたんでしょうか、ワタシにはよくわかりませんでした。
映画として面白いでしょと言われても、よくわからない。
なにがわかっていないのか、知りたい。

解説ではラブストーリーと書いてあって、そのことに抵抗はないものの、ワタ
シなら‘米ソ冷戦時代のまさかまさかのファンタジック・ラブストーリー’です、
‘ファンタジック’というような言葉は外せない。
(だからこそワタシは詩が苦手。)


サリー・ホーキンズとマイケル・シャノンは熱演。
特にシャノンの存在と熱演が映画を引っ張ったにもかかわらず、まるで余計
に映画がわかりにくく(あるいはヘンテコリンに)なったかのよう。
オクタヴィア・スペンサーはちょい前に「ギフテッド」で観たばかり。 なんだか
似たような重みの役どころ。
デスプラの音楽は、指示はされたが勝手がつかめない感じで、特色も面白み
もなかった。