〈映画.com解説から〉 フィリップ・ディジャンの小説「oh...」を実写映画化したエ |
ロティックサスペンス。ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突 |
然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように |
今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラ |
ッシュバックするようになっていく。犯人が身近にいることに気づいたミシェル |
はその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突 |
き動かされて思わぬ行動に出る・・・ |
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しまったなぁ、これは、感想、書きにくいや・・・ |
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あの漫画っぽい「氷の微笑」は観たことがあって、ずいぶん経ちました。あれ |
もエロティック・サスペンスって言われたんだったが、それとはけっこう違う。 |
それに、世の中の様変わりの方向が、「氷の微笑」の二番煎じが受けるよう |
なものではなかったかも、なんていう言い方もできるかもしれない・・・ |
(ははは、そらぁどうかな) |
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成熟した女性の毅然とした態度やその性のストレートな表現に対して、かた |
やレイプ犯が暴力的とはいえ、いささかならず特殊。いや、正直と言えば正 |
直なのかもしれない。勿論正当化できることであるわけがないものの・・・ |
じゃあどういう話になるんだろうと思いきや、しばらくして彼女は周りにペラペ |
ラ喋ってしまう。しかもその後の展開に結構びっくりさせられる。女性側の性 |
もリアルで‘危なく’描かれていると言える。 |
ウーン、これって‘対等’? いやいや、途中で主客転倒してるのか。 |
(それなら、生物学的には正しい方向性じゃない?と言ってしまったらまずい |
よね) |
彼女の強さや恐さ、そこから奇妙なユーモアすら感じさせる進み方。 |
エンディングの前のカタストローフは実に皮肉。 |
そしてエンディングは、男には(少なくともワタシには)理解することがかなり |
難しい・・・(不可能と書こうとしてみたが、それでは嘘臭いので、とりあえず難 |
しいと言っておくしかない)。 |
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少し前だとなかったような、痒いところに手が届いているような、ちょっと新し |
いところのある映画かもしれないと、ワタシには思えました。 |
だからといって、面白いかどうかは別ですけどね。 |