休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『女神の見えざる手』

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20181019(了)
映画『女神の見えざる手』 Miss.Sloane
  ジョン・マッデン監督//ジェシカ・チャステイン/マーク・ストロング/
  ググ・バサ=ロー/アリソン・ピル/サム・ウォーターストーン/
  マイケル・スタールバーグ/ジョン・リスゴウ
  音楽:マックス・リヒター
  2016年/仏米合作/132分/DVD/レンタル
  <★★★☆>

(映画.com解説から) 天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイスト
の知られざる実態に迫った社会派サスペンス。大手ロビー会社の花形ロビ
イストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事
を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。卓越したアイデアと大胆な決断
力で難局を乗り越え、勝利を目前にした矢先、彼女の赤裸々なプライベート
が露呈してしまう。さらに、予想外の事件によって事態はますます悪化してい
く・・・
わかっているべきでした。ものすごい量の会話、そのスピード。
えっ?えっ?と思っているうちにどんどん進んでいってしまう。
いや、忙しくて参った。かなり理解できてないところがあったやろなぁ。
観なおせばいいだろうと言われそうですが、なかなかそうもいかなくて・・・
そしてロビー活動の内容というのが、銃規制の法案を通そうというもの。 
ろにアメリカの極めてやばい部分。
スローンは部下を何人か引き連れて小さな会社に移籍すると、規制派と規
制反対派のロビー活動は白熱し、なんでもありの様相。裏でなにをやっても
いいのかという問いかけは、されてますかね。されてないように思えたんで
すが、どうでしょうか。
それより、全米ライフル協会の名や姿って出てきませんで、そのことは逆に
気色悪かった。まだまだ本丸は先なんだということでしょうか。
彼女の私生活や睡眠障害のことも、まあ一応記憶には残りましたが、ロビー
活動ってのは「会社~企業」として動くんですね。ぜんぜん知りませんでした。
小さな会社だと上には書いてありますが、立派なオフィスを構えている。 あ
んな形をとって‘暗躍’するものなんだ。
それにしても猛烈な世界。“必要悪”のオンパレード。しかしこの映画におけ
る‘敵側’に付いた場合、採る方法や手段は果たして「必要悪」というレベル
あるいはイメージで済むだろうか・・・
嵐のような映画。社会派エンタテインメントですね。この切り口としては十分
だったと思います。
音楽のマックス・リヒターの名は知っていました。映画音楽を聴くのはたぶん
二度目。映画音楽は色々担当しているようです。
ここでは特にこれという印象はなかったのですけどね。
環境音楽系の方だと思ってました。ポスト・クラシックとか呼ばれるジャンル
なんだってね。といってもそっちはまだ聴いたことがありません。


10/29(月)追加・・・
昨日かおとといのニュースで、・・・のユダヤ人の礼拝堂でもって、銃の乱射事件
が発生、11人が亡くなったという。
白人至上主義がどうの、トランプ大統領が煽る分断に乗っかってしまう人間の行
動がいよいよあからさまになっている、云々・・・
組織的じゃなく、個人的な憎しみからの犯行のようだけれど、銃をゴロゴロ持って
いて、とても‘護身’のイメージではない。攻撃のためのもの。おそらく近視眼的
な単純な理屈に基づくものなんだろうが・・・げっそりです。
「分断」はもともとあったものだろうが、「寛容」なんてものだって、もともとあった。
「寛容」なんてもののほうが煽られて擦り切れてしまった。これは憲法や法律や
ルールの問題ではない・・・(この書き方、新聞の影響受けてますネ)
この映画は、臭いはしても、そういう踏み込みのものではありません、映画の趣
旨でもない。でも、繋げて考えないわけにはいかなかったですねぇ。

面白い映画作るもんです。