休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

熱帯JAZZ楽団コンサート

20180929(了)

熱帯JAZZ楽団コンサートSAYAKAホール 大ホール)

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台風前夜のライブ。17時開演。仕事はお休みをいただいて・・・

日本にだって、こんなにすごいラテン・ジャズ楽団があるんだもの、ウ
レシイじゃないですか。
若い人もそこそこいたけれど、中高年が多め。かなりの年配者もいて、
ホール内の階段の上り下りだって楽じゃない様子の人すらいた。
少し年配過ぎないか?さすが田舎、客が入らないことを予想して客を集
めたんじゃないか、宝くじ文化公演ということで破格の安さだしね。満員
ながら、なんかイメージじゃないお客さんたちだなあと思った。
ところが、始まってみれば、客の見かけとは違って、なんのことはない、
老いも若きも、拍手はもちろん立ち上がって尻を振り腕を振りノリノリ。
疑っちまったよ、ハハハ。
途中で、カルロス菅野さんが、「当楽団のコンサートが初めての人、初
めてじゃない人」と聴衆に挙手をするように尋ねたら、初めてじゃない
人のほうが少し多い感じだったしね。
ワタシのほうが実は生は初めてだったのです。
オルケスタ・デ・ラ・ルスのCDから時たま聴いてきていたので、ファンと
してはそう新しくない。24-25年ほど前からじゃなかったかな。
でも、菅野さんがこの楽団を組織してから23年だとか言っていたから、
熱帯ジャズ楽団のほうのことを知ったのは、結成後大分たってからだっ
たことになるかも。もうアルバムは17作。半分も聴いてないや。
菅野さんは、他のユニットも複数作って、多ジャンルとのコラボレーション
をやっている。カミサンの出身校とか国立音大の先生もやっている。60
を一つ二つ過ぎているはずだが、広く精力的に活動してはるんやね。
どうでもいいことです。
思ったとおりの音。
楽しかった。
ご近所と言っていい会場。もうこんなに安く生を聴くチャンスはないでし
ょう。
(‘ブエナビスタ・ソシアル・クラブ’まで素朴なものに戻る気はなくてね、
ティト・プエンテ楽団のようなレベルのものも生で聴いてみたいものです。)