休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』

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20180830(了)
映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』 Anthropoid 
  監督;ショーン・エリス//キリアン・マーフィー/ジェイミー・ドーナン/
  アンナ・ガイスレローヴァ/シャルロット・ル・ボン/トビー・ジョーンズ
  音楽;ロビン・フォスター
  2016年/チェコ・英・仏合作/120分/DVDレンタル
  <★★☆>

<映画.com解説から> ヒトラーヒムラーに次ぐ、ナチス第3の男ラインハルト・ハ
イドリヒの暗殺を、史実をもとに描いたサスペンス。第2次世界大戦直下、占拠
地域をヨーロッパのほぼ全土に広げていたナチスで、ヒトラーの後継者と呼ば
れたナチス高官ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。ハイドリ
ヒ暗殺計画を企てたイギリス政府とチェコスロバキア亡命政府は、ヨゼフ、ヤン
ら7人の暗殺部隊をパラシュートによってチェコ領内に送り込む。プラハの反ナチ
ス組織や家族との接触など計画は進み、不可能に思われた暗殺のミッションは
成功。しかし・・・ナチスは、常軌を逸した報復を展開する・・・
タイトルは、前はいいけど、後ろは――説明なんだよな――要る?
実話らしく、導入部と締めに短く解説も入った。1938年のことのよう。
ストーリーの中心人物ヨゼフとヤンの二人は、どっちかがチェコ人で、どちらかが
なぜかモルドバ出身。(モルドバってウクライナルーマニアに挟まれた小国の?)
言葉は訛りの表現もあったけれど、おおむねイギリス英語っぽかった。
二人はそれぞれ短期間に恋までするが、初志貫徹。
「その後」パラシュート部隊は教会にかくまわれるも、大変な目に遭う。戦後は、
これらのことは「チェコ」の立派な抵抗運動であったとしてチャーチルから認めら
れたそうな。
後日譚などはなく、余韻もまあ正直なところ、ほとんどなかったんだけど、よく知
らなかった歴史の一ページであったことは確かです。習いましたっけ?
ハイドリヒは1940年よりも前(つまり開戦のきっかけであるポーランド侵攻より前)
に暗殺されていた大幹部だったんですね。
勉強になりました。
・・・(え――それだけ)
せんだって「アトミック・ブロンド」で観た背の低いトビー・ジョーンズさん、また出て
ました。テレビドラマの「ホームズ」(カンバーバッチ版かジョニー・リー・ミラー
米国版か忘れました)でも観ました。ここでは地味な役柄ながら、いい存在感で
した。