休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

リムスキー=コルサコフ;交響曲第3番他

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20180820(了)
リムスキー=コルサコフ交響曲第3番他
(1)交響曲 第3番 ハ長調 Op.32  
  ①Moderato assai-Allegro 12:28
  ②Scherzo:vivo 6:08
  ③Andante 8:45
  ④Allegro con spirito 6:35
(2)ロシアの主題によるシンフォニエッタ Op.31
  ⑤Allegro pastorale 6:36
  ⑥Adagio 9:00
  ⑦Scherzo-Finale 6:35
  アンドレイ・アニハーノフ指揮/サンクトペテルブルク交響楽団
  録音:1993年7月、露、サンクトペテルブルク  Tot.56:28
  CD/Ⓟ&ⓒ 1994 Naxos 
  <★★>


(ネットの商品説明)
●作曲科教授としての力量を示し、手本とすべく作られた第3交響曲●明るさと
力強さが全編を支配する晩年の秀作●一方、シンフォニエッタ弦楽四重奏曲
から編曲された管弦楽曲●いたるところにロシア風の土臭さが満載された知ら
れざる名曲 
NAXOSのかなり前のそっけない紹介文やね。演奏も録音も大したことないけど、
安いよー!といういかにも廉価版時代の感じ。
今はどんどん仕事を広げて、メーカーというよりは、そこそこ大きいメーカーのみ
ならず、小さいが特色あるレーベルの販売を担うというスタイルを取るようになっ
てかなり経ってますが、扱うレーベルがどんどん増えて、がんばっている感じ。
なんかちょっとしんどそう・・・
数年前からは、アマゾンと喧嘩でもしたのか、新譜についてはおもてだって「ア
マゾンから入りますよ」という表示がなくなってしまった。どういうことだろう・・・
リムスキー=コルサコフ交響曲は1番2番を2-3年前に聴いて以来久しぶり。
メンデルスゾーン交響曲でも聴くみたい。スッキリと古典的と言ってもいいよ
うなたたずまい。あまりいい意味でない‘先生っぽさ’。少し退屈かなぁ。
それよりはシンフォニエッタのほうが少し自由で楽しめたみたい。
いろいろ民謡調が聴かれる。
⑥ではワタシも知っているメロディーが3つほど聞こえ、中の一つはストラヴィン
スキーの名曲『火の鳥』でものの見事に使われている民謡。まあ、それがここ
ではあまり面白くはないんだけどね。
とまあここまではまあまあなんですが、実は困ったのが録音。残響が長すぎ。
データではスタジオ録音。残響は人工的なものだと思う。これでは楽しめない。
ここまで長くなければ印象がだいぶん違ったろうと思う。
これがあのレニングラードフィルハーモニー・・・、なにやら無残。

(前のアルバム、こんなにひどい残響ではなかったと思う。ざっと探したけれど
見つからず、比較できなかった。)