ヘンリー・マンシーニ(1924-1994) |
マンシーニの音楽(主に映画音楽)が苦手だとか、どうも思わないとかいうか |
たに、お目にかかったことがない・・・ |
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〈1〉『ピーター・ガン』 |
すでに持っていてダブりました。テレビドラマのサントラなんでしょうね。 |
名古屋の中古屋でマンシーニの復刻盤6‐7枚見つけて、二度に分けて買い |
込みんだ中にありました。2000年ごろにまとめて出された。(記憶に強いのは |
すべて試聴盤だったこと!!!) リマスターとも何とも書かれていないが、どれも |
音がよかった。 |
見事なビッグバンドジャズのアルバム。テレビというものが我が家に初めてや |
ってきた頃、このドラマを少しだけ観た記憶がある。黒っぽいスーツに帽子の |
オッサン探偵。 |
音のことですが、今回のははっきりリマスタリングされていると書いてあるの |
に、名古屋で買ったもののほうが、残念ながらはるかにいい。特にカラフルさ、 |
伸びやかさ、つややかさ。 |
セットのは、ずんぐりむっくりな音とでもいうことになりますか。ウーン、オレの |
再生装置でもこんなに違うのか・・・。リマスタリングにも成功不成功はやっぱ |
り露骨に出ることもあるんや。 |
今回のものしか知らなきゃ、それで多分満足だったでしょう。 |
まあそんなことがあったので、若干、気勢をそがれた感、なきにしもあらずな |
のですが、ドンマイ。 |
①の外連味たっぷりの有名テーマ以外は、名作! |
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〈2〉『ミスター・ラッキー』 |
これもテレビドラマらしい。中身は知りません。 |
メインテーマはハモンドオルガンやホルンのきれいなメロディを、分厚く柔らか |
いストリングスが支える。基本はこのスタイルで、いろんなタイプの音楽を、ジ |
ャズベース(ピーター・ガンほどではない)の軽いムード音楽にしている。ブラス |
セクションは、頻繁にミュートをつけ、リズムセクションはラテンの比率が高い。 |
ひょうきんな調子のほうが割合としては多いものの、少しはドラマ性の濃い楽 |
曲もある。 |
彼の楽団の最初のヒット作のよう。ヒットといったって、マントヴァーニなんかを |
はじめとして、たくさんあったムードオーケストラの仲間入りを果たした、といっ |
た意味だろうと思うけれど。 |
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〈3〉『ハイ・タイム』 |
ビング・クロスビー主演のホームドラマなんだそうな。 |
バタバタと行進曲から始まるも、あとは実にリラックスしたハイセンスのジャズ |
ムードがベースながら、サントラらしく、いろんな調子が含まれる。コミカルな |
ものやコーラスの入ったポップスなど。 |
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<4>「ザ・ブルース・アンド・ザ・ビート」 |
純然とジャズ系ムード音楽としてつくられたもののよう。 |
一曲目こそ外連味たっぷりなんだけれど(なんでかよくわからない)、あとは |
雑多な選曲。前半はムーディーなブルース、後半はダンサブルなものの多 |
いビーバップ。・・・って、ワタシはダンスのことはほとんどわからないのです |
けどね。
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