休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ピエール・ブーレーズ/ドメーヌ・ミュージカル 第2集<2-1>

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PIERRE BOULEZ/LE DOMAINE MUSICAL VOL.2 1956-1967
    ピエール・ブーレーズ/ドメーヌ・ミュージカル 第2集(4枚組/輸入盤)
                 <2-1>
CD1
Igor Stravinsky(1992-1971)/
①   Conchertino pour douze instruments 5:45
    arrangement du “Conchertino pour quatuor à cordes”(1920/1952)
    「12楽器のためのコンチェルティーノ」
②-④Trois pièces pour clarinette seule(1919) 4:10
    「クラリネットのための3つの小品」
⑤-⑦Trois pièces pour quatuor à cordes(1914) 6:27
    「弦楽四重奏のための3つの小品」
⑧  Symphonies d'instruments à vent(1920、version 1947) 8:33
     à la mémoire de Claude Debussy
    「管楽器のための交響曲
⑨  Renar histoire burlesque chantée et jouée(1915-16) 15:01
    ブルレスク「きつね」(声楽とツィンバロンとオケ、全1幕)
⑩-㉔Agon ballet pour danseurs(1953-57) 21:52
     Orchstre du Sudwestfunk de Baden-Baden
     Hans Rosbaud,direction
    バレエ音楽アゴン」(1幕、十二音技法)
    Ⓟ1962 et 1958〔Agon〕 ⓒ2006 Universal Classics France  62:14
    <★★★★>

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これの前のセットものの鑑賞記、知識なんぞないくせに、カッコつけようと
して、そこそこたいへんでしたからね、今回は簡略にしたいな・・・
1956-1967と箱にも中のリーフレットにも表記してあるが、1967年録音と
いうのはない。
ついでに去年4月にアップしたVOL.1もざーっと聴いてみました。主に仕事
場で。
(なんちゅう仕事場!)

音楽としてはこのVOL.2に比べればはるかに尖ったもので、こういった音
楽はその時の精神状態でスーッと入ったり、まるでダメだったりする試験
紙みたいなものでしたけど、ジジイになったら割と楽になったのはなんでで
しょう。
音質はVOL.2よりもとんでもなくドライなものを多く含んでいまして、メシア
ンなんか(メシアンだからこそと言ってもいい)仰天ものでね、かなり具合が
悪かったですねぇ。
CD1/ストラヴィンスキー
ワタシ、ストラヴィンスキー好きなんでしょうね。第一集には一曲も入ってお
らず、この一枚にきちっと6曲が収まっている。聴いていると嬉しくなってくる。
なぜかわかりません。少し古めの音とはいえ、むしろちょうどいい古さ、みた
いな感じ、幸せな一時間。すべて名曲に聞こえちゃいました。
とにかく始まりの①の音色が最高。すっとぼけた⑤-⑦、やはり素敵な音色
のふるいつきたくなるような⑧。
ほとんどストーリーもない⑨は今まで聴きやすい音楽ではなかったが、今更
ながらツィンバロムが利いてなかなか楽しい。そもそもコミカルなものなんだ
ね。達者な演奏のせいかも。
ロスバウト/南西ドイツ放送管の「アゴン」も50年代ながら、十分録音がよく
雰囲気があって、聴き劣りすることもなかった。

後の3枚はそれなりに耳に入ってきている新ウィーン楽派の御三家。
ストラヴィンスキーほど楽しいというものでもなかったと書いてしまうと、身も
蓋もない、実際は大いに楽しんだのですが、まあそんなもんですから、ワタ
シにとっては付け足し的。
数日後アップします。
知識なくメモもしづらくて、結構長い間かかって書き散らかしたものを、かき
集めて並べてみたものです。中身はありません、読んでもらう必要もありま
せん。