| (映画.com解説から) 小さな劇団に所属し、作家アーサー・ミラーの戯曲「セー |
| ルスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦。ある日、引っ越したばか |
| りの自宅で夫が不在中に、妻が何者かに襲われる。事件が表ざたになるこ |
| とを嫌がり、警察へ通報しようとしない妻に業を煮やした夫は、独自に犯人を |
| 探し始めるが…。劇中で描かれる演劇と夫による犯人探し、そして夫婦の感 |
| 情のズレを絡めながら、思いがけない方向へと転がっていく物語を描く。 |
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| オスカーの外国語映画賞を獲った作品という以外のことは、実は知らずにレン |
| タルしました。 |
| カミサンと鑑賞。 |
| カミサンの鑑賞後の発言は完全にネタバレなので紹介できませんが、とにかく、 |
| ミステリーとして始まり、ああシンドイ話になっていきそうやなぁ、と感じた通り、 |
| サスペンスは暗く転がっていきます。 |
| イスラム世界独特らしい部分もあるようでしたが、まあそうでなくても、理解を |
| 超えたところはない、いたってありふれて(?)いると思う。 |
| セールスマンというのは、劇中劇の「セールスマンの死」のセールスマンが象 |
| 徴的に絡むものの、ある‘外商’がもっとちゃんと絡む・・・ |
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| でも、人間はメンドクサイもんだなあというのが最も強い感想。AIにはこのメン |
| ドクササをわかるようになるだろうか。賭けはしないが、肉体感覚同様、疑似 |
| のものにしかならんと思う。 |
| しかもこのややこしい状況に陥ってしまうネタは、存外そこらへんにいくらでも |
| 転がっていて、落っこちるのは実に簡単。つい描くことになりがちなお話だと思 |
| う。なのに描き続けて倦まないのは、まあ人間の業みたいなもんやね。 |
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| その中身は、書きにくい・・・ |
| 子どもがいないこの映画の中心の夫婦は、住む部屋を探すのに苦労していた。 |
| テヘランなのかな、イランの住宅事情を表わしているのかもしれない。で、見つ |
| けてもらった部屋がいわくつき・・・ |
| エレベーターがないのは確かに不便ではあるものの、この部屋、夫婦二人に |
| は贅沢なほど広い気がした・・・ |
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| ※ |
| 関係ありませんが、イランがらみのきな臭さがこのところクローズアップされて |
| ます。かなりの映画大国だとずいぶん前から聞かされていることからして、国 |
| 威高揚のプロパガンダ映画なんて言うのも作られているんだろうか。根っこの |
| 宗教談義が表に出てくる? それが、そんなことはなさそう。 |
| どこか映画大国であるインドと似通った意味合いの共通項がある気がしました。 |
| ※ |
| ・・・などと、このメモを書いたときはそうだったのですが、いまや風雲急を告げ |
| られた状態になっている。ここには調停役に相当する存在(の勢力)はあるん |
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かいな。いまの政権が変りでもしたらそれこそエライコトになるかも。‘関係あり
ませんが’とは書けなくなる可能性がある。
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