休みには中古屋のはしごⅢ

基本音楽鑑賞のつもり。ほかに映画・本・日記的なもの・ペットなど。

ヴィラ=ロボス/The Guitar Manuscripts・1

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20180217(了)
ヴィラ=ロボス(1887-1959)/
 The Guitar Manuscripts:Masterpieces and Lost Works・1
①-③ギター協奏曲 19:20
  ④シンプレス 2:54
  ⑤ヴァルス-ショーロ 5:12
⑥-⑦シランダス(E・プホールによる2つのギター編)抜粋 4:57 ⑦*
  ⑧アマゾンの森- 愛の森(声楽とギター編) 4:51
  ⑨アマゾンの森- ベレイロ(セイリング・シップス)(声楽と2ギター編) 2:50
  ⑩詩人の歌 XVⅢ(声楽とギター編) 3:39
  ⑪セレスタス- 第5曲 モヂーニャ(声楽とギター編) 2:20
  ⑫ワルツ 0:52 
  ⑬ギリシャの主題(A・ビッソーリによるフルート、ギターと女性合唱編) 4:11 
  ⑭ブラジル風バッハ第5番- 第1曲 アリア「カンティレーナ」(声楽とギター) 5:47
  アンドレア・ビッソーリ(ギター)
  ①-③ ミナスジェライス・フィルハーモニー管弦楽団/ファビオ・メケッティ指揮
  ⑥⑦⑨ フェデリカ・アルトゥーソ(ギター)、⑧-⑪、⑭ リア・セラフィーニ(ソプラノ)
  ⑬ ステファノ・ブライト(フルート)、⑬スコラ・サン・ロッコ合唱団&フランセスコ・エルレ(指揮)
  録音:2009年&2012年/①-③ブラジル、その他イタリア 56:53
  CD/クラシック/器楽曲/Ⓟ&ⓒ 2013 Naxos
  <★★>
(帯紹介文) 1887年、リオデジャネイロ国立図書館員の父親の元に生まれた
ヴィラ=ロボス(1887-1959)。ブラジルの民俗音楽と現代音楽が見事に融合した
「ブラジル風バッハ」や、こちらも民俗音楽に由来したショーロスなどが広く愛され
ていますが、実は彼、生涯で1000曲近くに及ぶ膨大な作品を残しており、現在
知られている「彼の顔」というのは、ほんの一部でしかないことはあまり意識され
ていないと言ってもよいでしょう。彼は作曲を独学で学びながらブラジルの民謡
を積極的に採取し、数々の名作を作り上げていきました。この3巻からなるシリー
ズは、そんな「知られざる作品」を発掘、収録することでヴィラ=ロボスの新たな
魅力を探って行くことができるでしょう。この第1集には、セゴビアのあために作
曲した「ギター協奏曲」を始め、断片的な作品や、良く知られる「ブラジル風バッ
ハ第5番」のアリアをギター伴奏にしたものなど興味深い作品が並んでいます。
協奏曲とギター独奏、あるいはギターの二重奏については、まあ何とか聴いて
おれました。
ギターもオケも緩い。ピシッと決まっていない感じでしたけどね。
あるいは、曲自体が締まらなかったか。いくつか聴いた交響曲からはちょっと
想像しにくい。
上の解説のように多作家の「知られざる作品」の発掘はいいのだが、これでは
落穂ひろい的ではないか。
でもなにより消沈させたのは歌。
果たしてこういう・・・クラシックの教育は受けたことはわかるけれども、ここでは
ポピュラーソングのような歌い方、甘ったるい歌い方。はたしてこんなんでいい
のだろうか。そういう?指定あるいはコンセプトのアルバムなのだろうか。
ウーン、ワタクシとしては残念。
けっこう期待したんですけどね。
でも・・・これでヴィラ=ロボスをおしまいにする気はありません。